2020年11月4日水曜日

モスクワからイヴァノヴォへ鉄道で移動:イヴァノヴォに立ち寄るこうや君:ホルイへの旅2


 結局、モスクワを朝早く出発してイヴァノヴォИваново/Ivanovoへ行き、プリョスПлёс/Plyosに日帰りで足をのばし、イヴァノヴォで一泊して翌朝パレフを目指すことにしました。健康面で無理はしたくないということで。こうや君はもうお爺さんなのです。
 朝のモスクワ・クルスク駅。ここのラストチカはパスポートを確認して乗車です。

 ラストチカのシートは快適。しかもこの日はそんなに乗客が多くなかった。


 7:07モスクワ発。ウラジーミルВладимир/VladimirとシュヤШуя/Shuiaで停車し、10:48イヴァノヴォに到着。


 駅舎は改装直後とあってピカピカ。

 バスターミナルに行く前に、中心部にある織物博物館に寄ってみました。鉄道駅からはバスでも行けますし、歩いても25分ほどでたどり着けます。
 写真は途中で見かけたきれいな建物。

 織物博物館を見学します。建物の写真がなくてすみません。この博物館はコロナ対策でマスクと手袋を着用しないと中に入れません。
 イヴァノヴォは1561年にできた町で、17世紀には繊維工場が建てられ、ロシアの繊維産業を牽引する都市になりました。今でも「イヴァノフスキー・トリコタジ(イヴァノヴォのメリヤス衣料)Ивановский трикотаж」という衣料品店はモスクワ市内でも広く展開して、買い求めやすいロシア産布製品を供給しています。

 布につける柄のスタンプ。こういう模様、今でもよく見かけます

 民族衣装のサラファン。


 織機。なかなか巨大。


 こんなオブジェも。およそ地球儀ですな。


 このほか、ロシアの服飾デザイナーのザイツェフのコレクションが展示されていました。

 さて、事前に調べたところ、プリョス行きのバスは12:40なので、そろそろバスターミナルに向かわねば。かなり離れているのでバスで移動します。1乗り23ルーブルで、車掌からチケットを購入。
 しばらくぶりに再訪したイヴァノヴォのバスターミナル。

  ここでプリョス行きのチケットを買おうとしたところ、次のバスは13:50発。事前に検索して見つけていた12:40発のバスは、なんと、存在していませんでした。とにかく、あるバスを予約。200ルーブルでした。カードも利用できます。

ここから発着するバスの時刻表を載せておきます(2020年10月)。まず都市間バス。


 次が近郊バス。


 地方間の長距離バス。デルベントやトビリシまで行けちゃいます。
 


 半端に時間が余ったので、バスターミナル横にある巨大なスーパー、マグニトМагнит/Magnitで食料を調達。ほかにもバスターミナル内には無料のトイレがありますし、カフェやコーヒーの自販機もあります。有料の携帯電話の充電器もあります。
 長くなったので、次回に続きます。

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