2021年4月9日金曜日

さらば、エリセーエフ商店(最後の訪問)

 閉店する前に一度、ということで、トヴェルスカヤのエリセーエフ商店に行ってきました。


 商品棚はほとんど空っぽで、照明も一部消えていて、奥のお酒やお土産のあったフロアは完全に閉めてあり、往年の輝きが衰えて、こちらまで物悲しい気持ちになりました。


 見守る主(あるじ)。




 モスクワ市民の老若男女がひっきりなしにやってきて、店内を撮影していました。



 報道では、50~70%の割引をしていると書かれていましたが、せめて何かと思い、パンとテイクアウトのボルシチを買ってみました。しかし、これは別に値引きしていませんでした…
 前のお客さんが「レシートも記念に」と言ってもらっていたので、もしかすると常日頃買い物に来る場所でなかったとしても、市民にとってはシンボルとなるお店だったのですねえ。創業120年でしたし。
 帰宅して早速ボルシチを食べましたが、おいしかったですよ。

 ともあれ、お疲れ様でした。主もゆっくりお休みください。


2021年4月8日木曜日

モスクワからフェドスキノ訪問(細密画をめぐる旅シリーズ4)①見学直前まで

 細密画の町シリーズも残り1か所となりました。ラストワンはフェドスキノФедоскино/ Fedoskinoです!




 これまで訪問したパレフПалех、ムスチョラМстёра、ホルイХолуйよりも、ここがモスクワからは一番近くアクセスしやすい。フェドスキノには現役の工房があり、職人による製作を見学できます。作業場を公開している工房はここだけなので、楽しみです。
 
 フェドスキノの細密画の由来は1795年、モスクワの商人のコロボフがフェドスキノの隣村のダニルコヴォに塗り物製品の工場を操業したことです。そこではパルプを原料にしてニスで塗装したさまざまな製品、たばこ入れや帽子のつばなどが作られていました。その後、経営がその娘婿のルクチンに引き継がれると、彼の下で工房は大きく育ちます。芸術的なセンスを持つ彼は画家を育成する学校を開きました。ほかの工房と差をつけるため、描くストーリーの種類を増やし、螺鈿や金属の透かし細工など新しい種類の装飾を箱に施し、自ら版画作品を購入してそれを模倣して描いたりするなど、作品を精力的に発展させました。19世紀から20世紀初頭には国外でも知られるようになります。1904年にルクチンの子孫で最後の工房経営者が亡くなると、工房は閉鎖されました。しかし1910年に職人たちが集まり、工房は再び操業を開始しました(とのこと)。
 

 一番簡単なアクセス方法は、地下鉄のグレー線の北の終点、アルトゥフィエヴォАлтуфьево Altuf'evo駅から271番バス。直通で現地まで行けます。





 バスの時刻表はこちらです。おおよそ1時間に1本です。




 ほかにも近郊列車ロブニャЛобня Lobnya駅とフェドスキノ間にバスがあります。ダニルコヴォДанилково Danilkovo行きに乗って途中下車します。



 


 さて、それから工房見学を手配します。公式HPはこちら。https://fabrica-fedoskino.ru/
左から、5人以下のグループ(1団体当たり)、5人以上のグループ、絵付け体験のマスタークラス(箱1個当たり)の料金です。




 電話すると、日曜日の12:00に団体ツアーがあるので、そこに加わるよう案内が。一人で行くので、1500R支払うことを覚悟していましたが、400Rになりました。
 

 さて、当日。地下鉄アルトゥフィエヴォの5番出口から地上に出ます。




 実際に5番出口から地上に出ると、地図上の位置ではなくもっと近く、すぐ目の前に271番バスがすでに停車していて、もうすぐ出発しそうな勢い。急いで乗りこみました。そんなわけで、乗車場所の写真がなくてすみません。100Rで、運転手が車内の一人一人のところを巡回して回収しました。
 

 郊外に向かって渋滞もなく、すいすいと進みます。30分足らずであっという間に到着。




 ここからは道なりにまっすぐ進みます。



 

 バス停の向かいは奇蹟者聖ニコライ聖堂Церковь Николая Чудотворцаがあります。立ち寄ってみたところ、赤ん坊の洗礼式の進行中だったので、そそくさと退散しました。





 ぬかるんだ非舗装路をひたすら道なりに直進します。





 ほどなく、右手にこんな建物が見えてきました。電光掲示板によると、ここが工房です。年季が入っています。





 左手はこの建物。こちらは美術工芸博物館Музей Народных Художественных Промысловです。



 
工房の中に入ると、入り口に受付の人がいますが、エクスカーションに来たというと、入って右手に進むように案内されます。



 

 右手の奥に売店があり、そこのレジで見学料を支払います。12:00スタートまでこの売店で商品を見ながら待ちます。





 時間になると、ガイド氏がやってきて見学開始です!(続く)
 

2021年4月7日水曜日

ノヴゴロド、ウグリチを回る周遊列車の運行

  3月19日から4月18日までの週末に、周遊列車が走っています。金曜の夜21時24分にモスクワを出発し、土曜の朝にノヴゴロド、日曜の朝にウグリチ、そしてその晩23時29分にモスクワに戻ってくるというものです。

 この手の列車はどうもあまりなかったようなのですが、冬に一度、(行き先は失念しました)運行させていて、どうもその評判がよかったので「二番煎じ?」で設定した模様です。全部回って1156Rとのことで、モスクワ在住の方は是非使ってみてください!



 ちなみに列車は60-70年代スタイルとのことで、写真が上がっていました。これがそうなのか?

:::と、ここまで書いたところで、時刻表を見てみると、そもそも最初から2124モスクワ・レニングラード駅発ノヴゴロド行き(0624着)というのがあるのですね。この列車に乗ると、三等寝台でノヴゴロドまでで1676R。全部で1156Rというのはどうなっているのだろう。企画列車だから安価なのでしょうかねえ。

2021年4月6日火曜日

シェレメチェヴォのPCR検査(の表記)、改善される!

  数日前、シェレメチェヴォ空港Аэропорт Шереметьевоでのコロナ検査の陰性証明が日本の入国で使えなくなったということを記事にしましたが、早速改善されました。大使館よりメールあり。

 「シェレメチェボ空港内の検査機関(Arhimed)が発行する英文陰性証明書の表記が、我が国が求める採取検体である「鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal swab)」に変更されました。」

 こんなことで日本に入国ができなくなっていたのか。ちょっとビックリ。表記だけですよ。

 なお、検査を受ける場合はあらかじめ検査機関(Arhimed)のホームページで登録、支払いを済ませてバーコードを入手し、それを空港に持って行くとのこと。ホームページでの登録事項がそのまま陰性証明に入るとのことで、誤入力のないように!との通達がありました。ともかくこれで一安心です。

 ところで、ツヴェトノイ・ブリヴァールの中央市場で雪見だいふくと見まごうスイーツ「日本のアイス。『もち』」が売られているのを発見。行列もできていました。が、なんだか怖くて購入できませんでした。


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  A few days ago, we wrote about the fact that negative coronavirus test certificates from Sheremetyevo Airport could no longer be used for entry into Japan, but this has now been rectified. We received an email from the embassy.

“The English-language negative certificate issued by the inspection agency (Arhimed) at Sheremetyevo Airport has been changed to state that the sample to be collected is a nasopharyngeal swab, which is what our country requires.”

I had no idea that this was the reason I was unable to enter Japan. I was a little surprised. It's just a notation.

If you are going to take the test, you need to register in advance on the website of the testing organization (Arhimed), pay the fee, obtain a barcode, and take it with you to the airport. The notice said that the information you register on the website will be used as proof of a negative result, so please make sure you don't make any mistakes when entering it! Anyway, I'm relieved now.

By the way, I discovered that “Japanese Ice Cream Mochi”, a sweet that looks like a snow-viewing daifuku, is sold at the central market in Tsvetnoy Bulvar. There was even a queue. However, I was too scared to buy it.



2021年4月5日月曜日

エリセーエフスキー(エリセーエフ)商店の閉店

  20世紀初頭に開店して以来、モスクワのトヴェルスカヤ通りに鎮座し続けてきた「美しい」食料品店エリセーエフスキー(エリセーエフ)商店Елисеевский магазинがこの4月11日で閉店するそうです。ビックリです。

 なんでも所有権の問題で裁判にてゴタゴタしていてどうにもならないと報じられています。日本からの観光客にも人気があったので、これってどうにか続いて(或いは再開)して欲しいのですが・・・どうなることやら。ニーズはあると思うので是非復活して欲しい。

(wikiより)

2021年4月2日金曜日

トロイカ(カード)とストレルカ(カード)の統合

  先日のシェレメチェヴォの検査の件、ともかく羽田の入管ではねられた帰国日本人がいる模様で、それを避けるために帰国希望者は大使館が推奨するクリニックで陰性証明書をもらえとのことでした。まあそれ自体が面倒なんですが、発行まで48時間かかるので、72時間以内の陰性証明を出せという日本政府の要請に、場合によっては間に合わなくなるかもしれません。その場合は帰国後隔離ですね。

 とは言え、フランスのコロナはPCRで反応しないとか、よくわからない話を聞くと、まあこうした検査を行っても、それでも広まっていくのだろうなあという印象です。

 それはさておき本題に。

 これまで、モスクワ市内の交通はトロイカТройка、モスクワ市内+郊外の場合はトロイカ+ストレルカСтрелкаを利用することになっていましたが、2/1からトロイカだけでかなりたくさんのモスクワ郊外の地域がカバーされることになりました。https://troikarta.ru/troika-zarabotala-v-podmoskove/

(写真はロブニャ・プーシカのサイトから。http://www.lobnya.cc)


 トロイカの「お財布 Кошелёк」から引き落とされます。

 エレクトリチカの上下車時に改札やプラットフォームにある読み取り機にかざすだけなので、カッサや券売機に並ぶ必要がなくなって、とっても楽です!基本的にはモスクワ近郊、特にМЦДでいける範囲くらいのようです。

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  Regarding the recent inspection at Sheremetyevo, it seems that there are Japanese nationals who have been turned away at the immigration office in Haneda, and in order to avoid this, the embassy recommends that those who wish to return to Japan obtain a negative certificate from a clinic. Well, that in itself is a hassle, but it takes 48 hours to issue the certificate, so in some cases it may not be possible to meet the Japanese government's request for a negative certificate to be issued within 72 hours. In that case, you'll have to be isolated after returning to Japan.

That said, when I hear things like the coronavirus in France doesn't react to PCR testing, I get the impression that even if they do this kind of testing, it will still spread.

Anyway, back to the main topic.

Until now, the Troika Тройка has been used for transport within Moscow, and the Troika + Strelka Стрелка for transport within Moscow and the suburbs, but from February 1st, the Troika alone will cover a large number of areas in the suburbs of Moscow. https://troikarta.ru/troika-zarabotala-v-podmoskove/

(Photo from the Robnya Pushka website. http://www.lobnya.cc)


The money will be deducted from your wallet Кошелёк.

You just need to hold it over the reader at the ticket gate or on the platform when getting on or off the electric train, so there's no need to queue up at the ticket office or ticket machine, which is really convenient! Basically, it seems to be available in the Moscow area, especially in the area that can be reached by the МЦД.


2021年4月1日木曜日

モスクワ大環状線は年内に西半分が開通!

  モスクワ・メトロの中心部には「環状線」が走っていますが、その外側にもう一本、「大環状線」が建設されています(メトロの地図には数年前から出ていますね)。地上を走るモスクワ中央環状線МЦКとはサイズ的には近いですが、こちらは地下を走ります。

 今日のソビャーニン市長のインタビューで、モスクワの鉄道(線路長)がここ10年で二倍になったこと、150の駅が建設されたことなどを話した後、大環状線の西側部分は今年開通するとの見通しを述べていました。なお、全線開通は2年程度かかるとのこと。



 地図を見るとわかるようにМЦДよりやや南に位置する輪になります。ちなみに一部は既に開通しています。

 一千万都市モスクワは、こうや君の勝手な予想では、これら三重の輪とМЦДの開通により都市圏をますます広げ、1400−1500万くらいの人口にはすぐに到達するのではないかなあ。

大使館よりテロ情報届く。

大使館よりテロ情報届く。  ●10月31日、ロシア連邦保安庁(FSB)は、 パートナー間のルートを通じて米国側から、「 モスクワにおけるテロ攻撃の準備に関する情報を受け取った。 現在、適切な措置が講じられている」と公表しました。また、 同日、在モスクワ米国大使館は、 モスクワ市内...