2019年9月22日日曜日

秋のモスクワ、近郊線で一日旅(?)のススメ(キエフスキー駅発)

 黄金の秋です。
 日本の18切符のように、普通電車で一日でどこまで行けるのか、モスクワ・キエフМосква Киевский вокзал駅からの時刻を見てみました。但し、オカ川より手前は本数も多くどうとでもなるので、概ねオカ川沿いの駅より向こうに限定します。
 秋の旅の参考にどうぞ。


 モスクワ・キエフスキー駅の始発は0520発(カルーガ1Калуга-1行き)。ともかくこれに乗れないと話になりません。

 カルーガ1に着いたら(0831着)、3方向に向かうことができます。
 このまま南西へウクライナに向かって進むか、北西ヴャジマВязьма方面か、東のトゥーラТула方面かです。

 ヴャジマ方面なら、かなり時間を空けて1804発でイズノスキИзноскиまで行くことができます(2021着)。24時を越えないルールならここまでです。トゥーラ方面もかなり時間が空きます。アレクシンАлексинの一つ手前、「プラットフォーム232キロПл. 232 км」(2359着)まで行くことができます。18切符のルール、つまり日付を越えても良いならアレクシンまで到着可能です。

 南西に向かうなら、カルーガ1を0848に出てスヒニチ・グラヴヌィСухиничи Главныеに1041に到着です。
 ここからはそのまま南西に向かうか、東のコゼリスク行き、或いは西のファヤンソヴァヤФаянсовая(キーロフ)、或いはスモレンスク方面に向かう路線に乗り換え可能です。
 コゼリスクКозельскへは1930まで列車がありません。この1930発に乗れば、コゼリスクに2010に到着です。
 ファヤンソヴァヤに行くには2027分まで電車がなく、これに乗れば2219にファヤンソヴァヤに着きます。
 スモレンスク方面ならスパス・デメンスクСпас Деменск行きが1948分発で、終点には2224分到着。ここから先に進むなら明日の電車ですが、南のファヤンソヴァヤには2238に出発して2358に到着できます。



 スヒニチ・グラヴヌィからそのまま南西に向かうと(1409)、ブリャンスクの中心駅ブリャンスク・オルロフスキーБрянск Орловскийに到着(1620)です。ここからは6方向に進むことができます。
 

 そのまま南(ウクライナ方面)に向かうなら、ウクライナ国境の直前にあるスゼムカСуземкаにはブリャンスク1800発に乗れば、2009に到着です。近郊線ではこれ以上進めませんので、ウクライナに入るなら長距離列車かバスに乗り換えです。また途中でリゴフЛьгов方面にも線路が延びています。ブリャンスク2010発に乗れば、途中コマリチКомаричи(2116着)まで行くことができます。
 東のオリョールОрел方面には2115発のオリョール行きがあります。ただ、オリョールには0008に到着なので、当日中には行き着けません。一つ手前のツォンЦонまでです(2353着)。とは言え、18切符ルールの場合だと、日付を越えた最初の駅まで有効なので、オリョールまで行き着けます。
 西には2方向に向かうことができます。西南西のベラルーシ、ホメリГомель方面にはウネチャУнеча行き(1705発)があります。終点には2003に到着です。これより先へは次の日まで進めません。
 西北西にはジュコフカЖуковкаまでいくことが可能です。1717発に乗れば、1839に到着です。
 ほぼ真北にはジャチコヴォДятьково行きがあります。2010発で2136に到着です。

 暇ができたら土臭い旅をしたい。今の会社は大変で、簡単には時間が取れぬ。
 

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