2016年10月20日木曜日

モスクワからウグリチ「日帰り」旅行の計画

 10月に入り、モスクワМоскваはかなり寒くなりました。とはいえ、もう動く気がしないというほどでもないので、行き残したウグリチУгличに行くことにし、計画を立てました。
 ウグリチはモスクワのほぼ真北、ヴォルガ河畔Волгаに位置します。




 ここには鉄道は通じているものの、本数は近郊線が一日一本という程度でして、鉄道の利用はなかなか難しい。代わりにモスクワからはバスが走っているので、恐らく普通のお客さんはそちらを利用するのでしょう。
 但し、乗車時間は4時間強。往復で8時間を越えるわけですからちょっともったいない。滞在時間より確実に長くなりますからね。また飽きそうでちょっと気が引けます。




 それで考えたのは、往復のどちらかを、せめて別ルートにするというものでした。ロストフРостовやヤロスラヴリЯрославльからウグリチまではそれなりの本数、バスが出ています。モスクワから両市までは特急がありますから、これも悪くないかと。ただ、やはり時間はそれなりにかかるのですよね。

 そこで、例の如く、前日の晩に出る夜行を使おうと考えました。今回使おうと考えたのは、前々からやや気になっていたウグリチの北の町、ルィビンスクРыбинск行きの列車です。




 モスクワ・ベラルーシ駅Москва Белорусский вокзал発でありながら、アエロアクスプレスと同じく北に向かうこの列車でルィビンスクに朝、到着し、多少観光した後にバスでウグリチに向かう。そうすれば、やや苦労するのは復路のみになるので、あとはノロノロと近郊線づたいで帰ってきてもいいでしょう(バスもありますが)。ドミトロフДмитровあたりまで戻れば、モスクワ・サヴョーロフ駅行きの急行電車もありますので。



(2016.10.20)

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