9月に開通したМЦК(モスクワ中央環状線)は一ヶ月の無料期間を終えました。それゆえ、曖昧に考えていた乗り換えの仕組みもきちんと整理しておこうと思います。これまでは乗り換えでミスをしても無料で済んだからそれほど気にしなかったのですが。
こうした整理をしておく必要は、レーニンスキー・プロスペクト駅からガガーリン広場駅に乗り換える際、黄色のシールの貼られたゲートを通る必要がある場合があることから生じました。(*黄色のゲートは一ヶ月経ってから廃止されました。一番下に追記有り)
それでまず、МЦКについて、メトロとほぼ一体的に運営されているものの、なぜ乗り換え時に改札が改めて存在しているのか、という点を考えておく必要があります。以前には、外部の路線との接続の故ではないかと考えましたが、最近、駅員さんの話などを聞いて恐らく次の通りではないかと考えるようになりました。
МЦКとメトロの乗換駅は何カ所かありますが、ダイレクトに乗り換えが出来る駅はまだ少ないのです。現在工事が進んでいて、来年はかなり増えるようですが、現在は五つの駅でしかダイレクトの乗り換えが出来ません。この状況がポイントです。つまり、多くの駅では、乗り換えの際に一旦外に出なければならないわけです。
それゆえ、そのままだと、多くの駅では乗り換えの際に一回分の乗車券代を使ってしまうことになります。しかしこれは一体的に運営されているはずのМЦКとメトロという原則に反します。認められている乗り換え駅では、乗り換え時に一回乗車分が消費されない仕組みを作らねばならない、という課題が生じたわけです(恐らく)。
そこで、いろいろと話を聞いてみると、どうも次のような仕組みで課題をクリアしたようです。
「メトロ→МЦК→メトロ」と乗り換える場合、
1)最初にメトロからМЦКに乗り換える際に、黄色いゲートを乗客に通らせます。すると、切符にその情報が記録されます(ダイレクトに乗り換えできる駅でもそうでなくても同じ)。*但し、下に追記あり
2)МЦКから別の駅で再度メトロに乗る際、ゲートを通ります。その時、信号が記録されているカードが使われた場合には料金を徴収しないでゲートが開きます。一瞬ですが「乗り換え」という表示がゲートに出ます。
こうしたシステム作りのためだったのでしょう。МЦК開通前からメトロ車内には切符の切り替えを求める知らせが張られていました。その目的の一つには乗り換え信号を記録できるカードを乗客に使わせるということになったのでしょう。
さて、こういう乗り換えシステムだということがわかると、いろいろとアイデヤが浮かびます。例えば、間接乗り換えの駅では、乗り換えの際に外で用事を済ませてから乗り換えることが可能です。その際には乗り換え代が浮くわけです。
例えば、レーニンスキー・プロスペクト駅からダイレクトにガガーリン広場駅に乗り換えます。МЦКでルジニキ駅で下車。ノヴォジェヴィチ修道院にお参りしたあとで、スポルチヴナヤから赤線に乗り換える。ここで乗車券一回分が浮くというわけです。もちろん銀行に立ち寄るなど、別の用途でも可能です。うまく使いたいものです。
*将来的に直通駅が増えると、段々この手は使えなくなるでしょう。それから、上の内容は、これまでの経験と駅員の話から想定できる話であり、細部の仕組みについては推論部分がありますから、うまくいかなくても恨まないでください。分かったことがあれば、情報を更新します。
(追記)なぜか、問題になっていたゲートが廃止されました。
ただ、完全接続駅からМЦКに乗車し、不完全接続駅で下車し、一旦外に出てメトロに乗る際には、上述の通り、「乗り換え表示」が出て,カードの回数が減らずにすみました。
しかし、逆にメトロから不完全接続駅経由でМЦКに乗り、どこか(完全・不完全に拘わらず)でメトロに乗る場合には一回分を使うということです。
(追記2)張り紙が張り出されました。乗り換えは90分以内とのことです!
こうした整理をしておく必要は、レーニンスキー・プロスペクト駅からガガーリン広場駅に乗り換える際、黄色のシールの貼られたゲートを通る必要がある場合があることから生じました。(*黄色のゲートは一ヶ月経ってから廃止されました。一番下に追記有り)
それでまず、МЦКについて、メトロとほぼ一体的に運営されているものの、なぜ乗り換え時に改札が改めて存在しているのか、という点を考えておく必要があります。以前には、外部の路線との接続の故ではないかと考えましたが、最近、駅員さんの話などを聞いて恐らく次の通りではないかと考えるようになりました。
МЦКとメトロの乗換駅は何カ所かありますが、ダイレクトに乗り換えが出来る駅はまだ少ないのです。現在工事が進んでいて、来年はかなり増えるようですが、現在は五つの駅でしかダイレクトの乗り換えが出来ません。この状況がポイントです。つまり、多くの駅では、乗り換えの際に一旦外に出なければならないわけです。
それゆえ、そのままだと、多くの駅では乗り換えの際に一回分の乗車券代を使ってしまうことになります。しかしこれは一体的に運営されているはずのМЦКとメトロという原則に反します。認められている乗り換え駅では、乗り換え時に一回乗車分が消費されない仕組みを作らねばならない、という課題が生じたわけです(恐らく)。
そこで、いろいろと話を聞いてみると、どうも次のような仕組みで課題をクリアしたようです。
「メトロ→МЦК→メトロ」と乗り換える場合、
1)最初にメトロからМЦКに乗り換える際に、黄色いゲートを乗客に通らせます。すると、切符にその情報が記録されます(ダイレクトに乗り換えできる駅でもそうでなくても同じ)。*但し、下に追記あり
2)МЦКから別の駅で再度メトロに乗る際、ゲートを通ります。その時、信号が記録されているカードが使われた場合には料金を徴収しないでゲートが開きます。一瞬ですが「乗り換え」という表示がゲートに出ます。
こうしたシステム作りのためだったのでしょう。МЦК開通前からメトロ車内には切符の切り替えを求める知らせが張られていました。その目的の一つには乗り換え信号を記録できるカードを乗客に使わせるということになったのでしょう。
さて、こういう乗り換えシステムだということがわかると、いろいろとアイデヤが浮かびます。例えば、間接乗り換えの駅では、乗り換えの際に外で用事を済ませてから乗り換えることが可能です。その際には乗り換え代が浮くわけです。
例えば、レーニンスキー・プロスペクト駅からダイレクトにガガーリン広場駅に乗り換えます。МЦКでルジニキ駅で下車。ノヴォジェヴィチ修道院にお参りしたあとで、スポルチヴナヤから赤線に乗り換える。ここで乗車券一回分が浮くというわけです。もちろん銀行に立ち寄るなど、別の用途でも可能です。うまく使いたいものです。
*将来的に直通駅が増えると、段々この手は使えなくなるでしょう。それから、上の内容は、これまでの経験と駅員の話から想定できる話であり、細部の仕組みについては推論部分がありますから、うまくいかなくても恨まないでください。分かったことがあれば、情報を更新します。
(追記)なぜか、問題になっていたゲートが廃止されました。
ただ、完全接続駅からМЦКに乗車し、不完全接続駅で下車し、一旦外に出てメトロに乗る際には、上述の通り、「乗り換え表示」が出て,カードの回数が減らずにすみました。
しかし、逆にメトロから不完全接続駅経由でМЦКに乗り、どこか(完全・不完全に拘わらず)でメトロに乗る場合には一回分を使うということです。
(追記2)張り紙が張り出されました。乗り換えは90分以内とのことです!
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