2024年11月16日土曜日

洞窟修道院 ジヴノゴリエとコストマロヴォ 実践編1

 とある週末、決行しました。出発はヴォロネジです。ここから3時間ほどかけて南下しました。

今回は先にコストマロヴォを訪問します。ここが入口。

敷地内の地図がありました。すべてコンパクトにまとまっていて、ガイドによる案内付きで所要時間は2時間ほどです。

最初に見えてきたこの建物は売店兼カフェです。

丘の上に白亜の教会が見えます。ここを目指します。

この修道院のボランティアの女性が案内してくれました。内部の撮影は残念ながら禁止。

この洞窟教会がいつできたかは明らかになっていないそうです。8~10世紀に迫害を逃れてきた人々により作られたとする説、17世紀以降に小ロシア人によって作られたという説などがあるとのこと。初の言及は18世紀末~19世紀初頭の文書ですが、そこには作られた時代やそこでの生活に関する確実な証拠はないのだそうです。ですが、ここが段階的に作られていったという点で研究者の意見は一致しており、最後の段階は19世紀に行われ、20世紀にはセラフィム・サロフスキー寺院が活動を始めましたが、1917年に革命で活動停止となり、1930年代に公式に閉鎖されたとのこと。


現在ここにあるスパススキー女子司教座修道院Спасский женский епархиальный монастырьが活動を開始し、洞窟教会の修復が始まったのは、ソ連崩壊後の1997年からです。


内部の様子は以下の動画で紹介されていましたので、ご参考までに。https://youtu.be/rfTTHxaZG48

白い壁の一部が緑色に変色しています。ガイド氏曰く、これはカビやコケではなく、藻の一種なのだとか。何度掃除して落としても再び生えてくるのだそう。この洞窟のある地層が白亜であることから、この場所はかつて海底だったと考えられます。入口しか採光口はないのですが、そこから光の当たる場所にだけ藻が繁殖するのだそうです。


通路の途中にこのような小部屋があります。

洞窟は隣接してほかにもあります。こういった洞窟教会の中の大きな広間には、壁に彫刻を施した装飾がいくつか見られました。一人の彫刻職人が施したもので、ここも一見の価値ありです。

ヴォロネジでは19世紀の製法で鐘が製造されています。この鐘撞台にあるものもそうです。ガイド氏曰く、現在モスクワのクレムリンで使われている鐘も数年前に交換となり、ヴォロネジで作ったものが使用されているのだとか。


このあと僕たちはジヴノゴリエに移動したのですが、途中には食事処がないのでこのコストマロヴォの修道院内で昼ご飯にしました。ブリヌイ、お茶、コーヒー、自家製クワスなどであれば購入できます。

 

続きます!

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