いろいろと事情もあって、テーマ選びが大変です。そういうわけで今回も小ネタなんですが、新型の車両二点。
まずはウクライナ鉄道が公開した戦地からの病人搬送用車両の内部。昔の日本の国鉄寝台のようにレールに平行してベッドが置かれており、比較的快適かと。
いろいろと事情もあって、テーマ選びが大変です。そういうわけで今回も小ネタなんですが、新型の車両二点。
まずはウクライナ鉄道が公開した戦地からの病人搬送用車両の内部。昔の日本の国鉄寝台のようにレールに平行してベッドが置かれており、比較的快適かと。
ご存じの方もいるかと思いますが、18日の夕刻、ペテルブルク発ムールマンスク行きの列車が貨物列車と衝突し、29人が死亡する大惨事となりました(ただ情報源によっては30人を超えたとも)。ニュース等で、脱線した車両や散らばった乗客の荷物の映像・画像が流れております。その事故処理がようやく昨日おわり、通常運転に戻ったとのこと。
事故原因はいろいろと言われていますが、どこか遠いところで国力の「散漫」と関係があるような気もしないわけではないところ。勝手な想像ですが。
ともかく静かな2025年になってもらいたいところ。
年の暮れが近づいてきました。今年の写真を見直していたところ、公益になると思われるものを発見したので、今更ですが掲載します。
アルメニア北部にアラヴェルジという町があります。ジョージアの首都トビリシとアルメニアの首都エレバンの中間に位置しています。
アラヴェルジの近郊には991年に建立されたハフパット修道院や10世紀に建築の始まったサナヒン修道院といった、世界遺産に登録されている古拙修道院があります。
さて、この町で一泊し、そこからエレバンに移動したのですが、宿選びをどうすべきか迷いました。バスターミナル付近に宿を取りたいものの、この町は川沿いと、対岸のサナヒン修道院に近い山の上に点在しているのです。またインターネットで検索すると、地図上で「バスターミナル」と表示される場所のほかにもバスの発着場所があるらしく、これは現地入りして確認するしかなさそうです。この二つはかなり離れているので、とりあえずグーグルでもヤンデックスでも共通して表示される「バスターミナル」と書かれている地点から直線距離で徒歩圏にあり、かつ旅の先達がかつて宿泊した、川の左側エリアにあるホテルを予約しました。
しかし、この川の左側エリア、グーグルマップでは自動車道に沿って歩く、徒歩だとずいぶん長いルートが表示されるのです。川と線路があるためなのですが、途中で超えればすぐなのに。
こちらはヤンデックス地図。徒歩ならこちらの方が分かりやすいです。実際にはこの地図の中心部の黄色い四角で囲んだ位置に陸橋があります。元のマップにも点線の道が表示されています。
実際の陸橋はこれ。この近くまで来れば、利用者は常にいるので、後をついて行けばたどり着けます。
陸橋を降りてから左折し道なりに歩いていくと、道路右側にこのような建物が見えてきます。スーパーマーケットKATAが目印。この建物の裏側の駐車場のような場所にミニバスが数台停車しています。エレバン行きのバスはそこから11:00に出発します。
僕は前日にホテルでこのバスの出発時間を聞き、さらに念のために1時間前にバスターミナルに赴いて再確認しました。出発20分前にはその場にいた方がよさそうです。
アルメニアやジョージアのすごいところは、いたるところに水飲み場があって、キンキンに冷えた水を汲めるところです。
ここから1時間弱で、バスは中央バスターミナルに到着しました。
バスターミナル前の大きな道路の対岸に、中心部方面に行くバスが来ます。地下道を通って反対側へ。こんなピカピカのバスもあれば、そうでないものも。バス路線図はヤンデックスマップが詳しいです。
本日からキーウ(キエフ)・ブダペスト間に新規列車が設定されるとのこと(ウクライナ鉄道サイトより)。経由はリヴィウ、チョプ、デブレツェン。キーウ1016発でブダペスト0600着、逆はブダペスト発2240発でキーウには1911着とのこと。20時間程度の所要時間。値段は2等寝台で3000フリブナ程度。
キーウより東側でもハルキウ間であれば案外列車は動いていて、ホントに危ないのは前線辺りだけなのかも。ドネツク辺りの前線に近いクラマトスクでも列車設定が追加されるらしい。
先日、モスクワ市内を歩いていたところ、こんな場所を発見しました。お茶クラブ。
中国の組紐を編んでいるスタッフらしき人がいたり、若い学生風の客がふらっとやってきたり。
このほかにもう一室あり、そこがカフェになっています。中国の茶道を体験できます。本格派だ。
場所はこちら。
ジェレズヌイ・フェニクス Железный Феникс/Zhelezny Feniks
Москва, Рождественский бульвар, 19/Rozhdestvensky Blvd, 19, Moscow
https://clubcha.ru/
公式ウェブサイトによると、1998年から営業していて、1288種類の茶を取り扱っているとのこと。ここ数年の中国との貿易強化で商品が充実してできた店かと思いきや、そういうことでもなさそうです。カフェのスペースには座敷や寝椅子があってゆっくり過ごせそう。いつか、ここで茶道のコースを頼んでみたいものです。しかし知らなかったなあ。世界は広い。
新型コロナが蔓延し、さらに例の作戦が続き、ロシアでは海外旅行に行きにくい反動で、国内旅行が現在も人気だそうです。同じく広いロシアの地方ならではの郷土料理や、それをベースにした創作料理を食べられるレストランも増えているとのこと。
そういう状況下、元フォー・シーズンズ・ホテル内にそんなレストランがオープンしたので、行ってみました。
マヌルManul
ул. Оходный Ряд 2/Okhotny Ryad 2
manulmoscow.ru
シベリア料理の創作メニューが売りで、ときどき外部のシェフやバーテンダーを招聘したイベントなども開催しているようです。
元々、ここにはイギリス人シェフのジェイミー・オリヴァーのレストランがありました。例の作戦で露大手レストランチェーンGinza Projectとの契約が解除となった後、一時別のレストランが営業していたのですが、さらにその後、2024年になってからここがオープンしています。
ランチには遅く、ディナーには早い時間帯だったからか、客は3組ほどのみ。客より店員の方が多いくらいです(もっと言うと、このホテルのショッピングセンター部分にはほとんど客がいませんでした)。
入店すると、席に案内してくれた人が「「どのようにして当店を知りましたか?」と。
ペリメニはジビエ入りなのでクセがあるかと思いきや、そんなこともなく、旨みが詰まっていてかなりうまかった。これまで食べた肉入りのペリメニの中でトップクラス。サワークリームも、元々そんなに好きなわけでもないのですが、ここのはつけて食べるのもまたよし。この店、パンについてきたバターもうまかったので、いい材料を使っているのでしょう。
この日はほかの料理は食べられませんでしたが、この店はストロガニナСтроганинаという、凍らせた魚をスライスした料理が種類豊富です。ウニやイクラ(キャビアや赤いイクラなど数種類あり)といった海鮮だけでなく、ヤクートのパン付きの「骨髄」なんてものも。ヤクートにはこんな料理もあるのか。
しかし、入店した時間帯が微妙とはいえ、これほど閑古鳥の鳴くような客入りで大丈夫なのですかねえ。高めの価格帯ではあるので、ランチやディナータイムに団体が入れば採算が取れるのでしょうか。ロシア経済は制裁を受けてもなお好景気だとか、実は悪いのだとか、いろいろ言われていますが、こういういびつさが複雑な実態を物語っているように思われます。
少しまえの記事ですが、アップし忘れていました。アストラハンはヴォルガ川下流に位置しており、昔から交易が盛んでさまざまな民族の行きかう場所でした。郷土博物館にこの地域にいたことのある民族の展示あり。一部ですが写真を紹介します。
ロシア鉄道によると、コロナ以来途絶えていたロシア・北朝鮮間、またロシア・中国間の国境通過列車を再開するとのこと。
ウクライナ鉄道のサイトより。ドニプロ・ハルキウ間の列車が、これまでより40分短縮し、4時間を切る形で両市を繋ぐとのこと(1月21日から)。 ドニプロ1609-ハルキウ2003 ハルキウ0933-ドニプロ1322 直線距離としては250キロ程度かと思うので、以前も書いたのですが、日...