2021年3月9日火曜日

ウォッカ工場「クリスタル」とヴィンテージショップ「レトロ」(モスクワ)

 ロシアと言えば切っても切り離せない飲み物、ウォッカですが、モスクワ市内に巨大なウォッカ工場があります。正確には、かつては稼働していたのですが、本体はモスクワ郊外に移転し、跡地が再利用されています。
https://kristall.ru/

(写真はGoogle Mapより)


 この中でウォッカ工場見学ができると聞いたのですが、残念ながら今は催行されていない様子。残念に思っていたところ、数少ないここの入居団体の中にかなり大型のヴィンテージショップが入っているのを発見しました。ソ連時代の有象無象が大量にあるらしいので、ぜひ行ってみたい。

(店のパンフレット、Yandexより)

店名:レトロРетро https://retrobloha.ru/
所在地:サモカトナヤ通り4c9 / ул. Самокатная, 4с9 / Samokatnaya Ulitsa, 4с9
地下鉄プロシャジ・イリイチャПлощадь Ильича駅から徒歩19分
営業時間:10:00-20:00 年中無休



 徒歩だと、下の地図のグレーのルートです。ほかにも駅の近くから路面電車とバスが出ているので、これに乗っても同様の所要時間で行けます。路面電車だと20、43、45番、バスだと125、730番で赤のルート。停留所「サモカトナヤ・ウーリツァСамокатная улица」で下車し、5分ほど歩きます。


 近くまで行くとこのような赤いレンガの塀が見えてきます。


 右手側には教会があります。



  先ほどの赤い塀を左手にしてずっと進んで行くと、突き当りの手前でいくつか中に続くドアがあります。警備員がいて改札のようになっていますが、黙って通過できます。
 中に入ると、敷地内は迷路のようになっています。今回の目的のヴィンテージショップの場所ですが、改札を通過するとすぐ敷地内の路上に出ます。すると左手の建物にアーチ状の通り抜けできる道があります。そのアーチの下、向かって左にドアがあるので、ここから建物内に入り、地下へと、一本の廊下を道なりに前進します(写真がなくてすみません)。
 中はかなり広く、商品も多いです。ほんの一部をご紹介します。



 本も家具も絵も売り物ですが、必ずしも値札が付いているわけではないので、気になる商品があれば店員さんを探す必要ありです。



 この店は古物買取・販売だけでなく、古いものの修理も受け付けています。ソ連製の機械式時計なんか、救済してもらえそうですね。


 陶磁器工房ドゥリョヴォ製のチェス盤。2万ルーブル也。



 サモワールと茶道具一式。映画のセットか、博物館の展示品のようです。



 大量の置物。


 イズマイロヴォの蚤の市のアンティークショップとがらくたが全部一緒に見られる感じでしょうか。室内なので暖かいところはポイント高し。価格は全体的に少し高めかと思いますが、入店してすぐの部屋は手頃なソ連製量産品の食器や玩具などがまとめて置いてあります。100Rコーナーもあり。近くに来る機会があれば、立ち寄ってみては。


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