制裁下でもモスクワだと多国籍料理のレストランが数多くあり、羽振り良さげなのですが、多民族料理の食堂が集中しているエリアと言えば、民族友好大学Университет дружбы народов/Peoples’ Friendship Universityです。昔からありますし、かつてはエキゾチックな料理を食べ歩くツアーを見かけたこともあったのでご存じの諸兄姉も多いかと。近年、モスクワ地下鉄が拡張された結果、この大学から徒歩10分ほどのところに新駅がオープンし、だいぶアクセスしやすくなりました。学生や大学関係者でなくても入れます。ちょうどこの辺で用事があったので立ち寄りました。
食堂は上の地図の赤い矢印の間にあります。青丸で表示されているのが食事処。敷地内の少し奥の方にある食堂もありますが、この大通りに面しているカフェやテイクアウトのキオスクもあります。
上のエリアの一部ですが、拡大するとこんな感じ。各レストランの提供する料理は、ヤンデックスによるとおおよそ書き込みの通りですが、違っていたらご容赦ください。中華やインド料理など一つの国籍の料理だけ出す店よりも、ピザやシャシリクなどよくある料理も取り合わせている店が多いようです。あと、レバノン料理がずいぶんあります。
駅から歩いている間に見かけたのは、学生らしき若者たちばかりでした。外国人とロシア人の割合も半々、あるいは6:4くらいと、相当高いです。しかも中央アジア出身者よりも、アフリカや中東、あるいは中国出身とみられる人々ばかりです。
大通りに面した店はこんな感じです。このあと学生さんが向かいのキャンパスから出てきてこの辺りに集まっており、大人気のようでした。
僕は某所で口コミを読んだこちらのカフェに入ってみました。
店内の様子。
この店はインドカレーやガパオライス、メキシカンタコスなどいろんな国の料理があります。この日はペルー料理から無難そうな一皿をば。
しかし、コメとイモが多くて炭水化物を摂りすぎです。サラダを頼むべきでしたが、時すでに遅し。
商業施設「モスクワ」等と比べれば、地下鉄が隣接しているのでマシですが、ここもなかなか遠いなあ。手っ取り早く多国籍料理を楽しみたい場合、ダニーロフスキー市場やツヴェトノイ・ブリヴァールにある中央市場、グム百貨店裏のヴォクルグ・スヴェタВокруг света/ Vokrug Svetaなどのフードコートが一番楽ですな。
「外国人学生の皆さん!ロシア留学はこれまでにないほど簡単になりました!」とのこと。
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