場所はこちら。「モスクワ」との間には無料送迎バスが運行しています。地下鉄リュブリノЛюблино/Lyublino駅からは「モスクワ」と「サドヴォド」、さらにМКАДを超えてすぐの「ベーラヤ・ダーチャБелая дача/Belaya dacha」へ無料送迎バスが運行されています。
下はサドヴォドの駐車場にあった会場図です。これによると、リュブリノのほかにもノヴォコシノНовокосино/Novokosino駅とヴィヒノВыхино/Vykhino駅へも無料送迎バスがあるようです。それにしても、敷地が広く、バス停が点在しているので分かりにくい……
図の赤と水色の建物は、「モスクワ」と同様、とても広く明るく、衣料品や雑貨類を中心とした店舗がぎっしり入っています。オレンジのエリアに出ると、屋根はかかっていますが完全に外気温で冬は寒いです。ここも主として衣料品売り場で、たまに食堂やトイレあり。
来るたびに軍用品の店が増えているような気がする。
さて、今回の目的地はアジア系食材店です。会場図の左上、青緑のエリアの中にあります。Птичий рынокとあるので生き物や餌などを売っているエリアなのですが、なぜかその一角が食品売り場になっています。
アジア圏からの輸入食材以外にも、おそらく中央アジアからの輸入品と思われる食品あり。
乾物や缶詰、菓子、お茶などの店を抜けていくと、生鮮食品を置いている店舗が出てきます。数はそんなに多くないのですが、こんな店頭をじっと見ていくと、生のもやしやオクラ、レモングラスなどを置いているコーナーがあります。時期によって置いているものには変化があり、いつぞやは山芋か、極太のごぼうのようなものも見かけました。このときは一口サイズの白ナスの大袋や、ぬか床にしか見えないビニール袋入りのペーストがありました。何だったんだろう……
この日は大量の生のオクラを入手。本当はこんなにたくさん要らないのですが、最近は中心部のアジア系食材店で見かけなくなってしまったのですよ。
ついでに、ほかの食材店舗でドライマンゴーを購入。これはモスクワのスーパーでどこでも売っているベトナム産ですが、スーパーの半額程度で買えます。
ここにいると館内放送で「中国からの物流の相談に乗ります」といった宣伝が流れています。中央アジアとの送金システムの広告も貼ってありました。この市場にいると、目に見えるところにあるのは衣料品や食品がメインですが、ルートさえあればほかの製品も紛れ込ませることができそう。制裁逃れはこうやって成立しているのでしょう。
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