エレバン鉄道駅。
中央の入り口から入ると広いホールになっています。
上の写真の突き当りに見える青い電光掲示板には、国際線の時刻表が掲示されています。
このホールの左手に広い待合室への入り口があり、その中に切符売り場もあります。
出発の40分ほど前に構内放送があり、乗車案内されました。この列車、4両しかないのですが、僕のチケットには車両は12号車と書かれています。先頭車両から順にチェックすると、1号車、2号車、5号車、そして12号車となっていました。
乗車時はロシア国内と同じように各車両の入り口にいる車掌に切符とパスポートを見せます。背後にいたロシア人が車掌に「車両が少ないから、不安になりましたよ」と言うと、車掌が「私たち民族は計算ができなくてねえ」という、自虐ジョーク(?)を返していました。
みんな大好き、三等寝台。
この日の三等寝台車両の埋まり具合は半分程度でした。出発後にリネン類が配られます。コンセントは各座席にあります。車内WiFiはなぜか「ロシア鉄道 РЖД/PZhD」(!)という表示のものがありましたが、接続できず。
列車のルートはこうなっています。
この列車は途中でアルマヴィル Армавир/Armavir、ギュムリ Гюмри/Gyumri、ヴァナゾル Ванадзор/Vanadzor、パンバク Памбак/Panbak、シャガリ Шагали/Shagali、サナイン Санаин/Sanain、アイルム Айрум/Ayrum、サダフロ Садахло/Sadakhloに停車します。最後の2か所は国境です。
おおよそですが、列車は深夜3:30頃にアルメニア出国手続き、5:00前にジョージア入国手続きをしました。アルメニアの出国手続きは、車内にパスポートコントロールの係官が乗ってきて全員からパスポートを回収しますが、ジョージアの入国手続きは乗客がホームに降りて係官のいるブースに並ばなければいけません。冬ではないので屋外は極寒ではないものの、深夜に鬼対応です。入国スタンプをもらい、車両に戻ってしばらくすると税関職員が乗車してきて、高額な品や酒類を所持していないか聞かれます。
7:35トビリシ着。
列車を降りて進行方向に進むと駅舎への入り口があります。ここは階段しかなく、大型スーツケースを持っているとちときついです。
このようなフロアに出ます。
ここもフリーWiFiがありますが、僕の仕事用スマホはなぜか接続できず。
駅舎の見取り図はこちら。
このまま外に出ると客待ちのタクシーが並んでいます。少し歩くと両替所や銀行などの並ぶ通りに出ます。しかし、さすがに寝不足。早めにホテルに向かいます。
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