2023年7月23日日曜日

アブダビ探訪その2 グランド・モスク

 アブダビ市内の名所と、到着した中央バスターミナルとの位置関係はこのようになっています。



 時間があれば、ルーヴル・アブダビや、アブダビ文化遺産村も訪問したかったのですが、十分な見学時間を確保できそうになく、泣く泣く諦めました。グランド・モスクと大統領官邸「カスル・アル・ワタン」を目指します。中央バスターミナルを真ん中に、モスクも大統領官邸もタクシーで15分ほど、グランド・モスクと大統領官邸は30分です。バスもあるのですが、検索したところ、乗り継ぎや待ち時間を含めると、タクシーで15分の道のりを1時間かけて移動するような行程となることが分かりました。タクシーは主要な観光名所には常に停まっていますし、アプリで呼び出すこともでき、乗車料金も日本と比べると安いです。そして何よりも暑すぎて、路上にいる時間をできるだけ減らさねば。というわけで、今回はタクシーに頼ることにします。
 
ということで、グランド・モスクまでひとっ走り。バスターミナル前に停車していたタクシーに乗りました。メーター制で、この運転手はなぜか現金払いにしてくれということだったので、確か30AEDほど支払いました。うろ覚えですみません。普通はカード払いできます。


 この、タクシーの並んでいる位置で下車します。どうしてもモスクに目が行ってしまいますが、続いて行く先は背後にある、このドームです。


 中に入り、エスカレーターで地下へ下りると、まるでショッピングモールかと思うような場所に出ます。そこを右手に直進すると、突き当りの左側にグランド・モスク訪問のための登録端末があります。スタッフがいるので登録は手伝ってもらえます。見学は無料ですが、出身国などを記入するようになっています。最後にQRコードが発行されるので、これをスマートフォンで撮影しておきます。
 
 続いて、来た道を戻ります。下りてきたエスカレーターを通り過ぎて、反対側の突き当りまで行くと、グランド・モスクの入り口に出ます。ここでQRコードを確認されます。宗教施設なので、服装にも注意の看板が貼ってありました。
 
 続いて、とても長い廊下をひたすら進みます。両サイドにはモスクの写真のほか、歴代の著名な訪問者の写真も展示されていました。エリザベス2世も来たようです。



 進んでも進んでもまだ先があります。タクシーを降りたときに見た入口のドームからあの巨大なモスク本体までの距離を歩いていると思えば、それなりの距離です。
しかし、そんなところに救世主が!



 動く通路はところどころ混雑していたので、普通の廊下を歩いていたら、「お乗りください」と声をかけられました。ありがたく乗車させていただきます。
 
 タクシーを降りて外に出ると、この光景です。



 青空を背景に、白の建物がまぶしいです。そういえば、ドバイの空は、季節的なものもあるのかもしれませんが、雲がなくても常に灰色がかっていたのですよね。いやあ、このコントラストは圧巻です。



 回廊を通ってモスクの内部に向かいます。



 白い柱に石をはめ込んだ植物柄のモザイクが。右側に広がる広場の床やモスクの内部にもこのような装飾が施されています。


 スケールが巨大すぎてフレームに収まりません。




 出口にはまた乗り合いタクシーがいました。先ほどまで撮影しながら時間をかけて歩いてきたルートを一気に戻ることができます。もう一度眺めながらゆっくり歩きたいなら、来たとおりに戻ればいいのですが、やはり外に出ると皮膚がひりひりと焼けます。そして、ご覧のように何もかもビッグサイズ。つまり、見た目以上に歩くと時間がかかり、これが積み重なると次の目的地を見る時間に響きそう。



 というわけで、この乗り合いタクシーと、往路で乗ったものを再び利用して出口まで戻りました。モスクは1時間ほど時間を見ておけばいいでしょう。僕は駆け足での訪問になりましたが、もっとじっくり見たかった。さて、次の場所へ向かいます。
 
 ここに来た時に降車した位置に数台のタクシーが停まっていたので、これに乗り込みました。下車時にカード払いでOKでした。次は30分ほどかけて大統領官邸「カスル・アル・ワタン」へ。

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