中心部に行く用事があり、その途中で昼食をと思ってカフェを物色していたところ、救世主キリスト聖堂に「食堂Трапезная」という表示が新たにできていることを発見しました。
せっかくなので、行ってみることに。
入口はこちら。地下鉄クロポトキンスカヤと反対側、モスクワ川の側にあります。
こちらの門をくぐります。
ドアを開けると、工事現場のバックヤードのような場所に出ました。どこに食堂があるのか見えず、不安になりますが、警備員に尋ねると、営業しているとのこと。金属探知機を通過して直進し、右手へ。
食堂はこうなっています。入口に男女別のトイレがあり、手を洗うことができます。奥に進むと左側にお盆やカトラリー置き場、続いて料理を選ぶコーナー、レジへと続きます。
入口にあったメニュー表。右側の数字は量(単位:グラム)と値段です。ここに掲載されている前菜、スープ、メイン、付け合わせ、飲み物のほか、ピロシキやチョコレートなどの菓子類もあります。
麺入りのキノコスープ、ピロシキ(キャベツ、ポテト+キノコ)、モルスを注文。レジに並んでいる間に混雑し空きテーブルがなくなったので、相席させてもらいました。外は寒かったのでキノコスープの滋味が胃に沁みました。急ぎで温かい食事を摂りたいときは便利です。機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
お値段は今のモスクワ中心部では平均くらいでしょうか。教会付属の食堂は安価で食べられるというイメージです。
返信削除それにしてもこの重そうな扉を開けても目の前は工事のような状態、案内も見当たらずどこにあるか分からない食堂というのはロシアらしいですね。