2020年12月1日火曜日

ヴァルダイへの旅②(モスクワから鉄道とバスで)(実践編)

 某日。ついに決行しました。今回はサプサンСапсон/Sapsan。モスクワ・レニングラード駅を6:50に出て、ボロゴエБологое/Borogoeで乗り換えてヴァルダイВалдай/Valdaiへ向かいます。

 実は別の日にモスクワからトヴェリТверь/Tver'に出てバスでヴァルダイへ向かうルートに挑戦したのです。が、トヴェリまでは出られたものの、トヴェリ→ヴァルダイのバスはすでに全席完売で立ち往生。仕方なくこの日はモスクワにとんぼ返りする羽目になったのでした。

 しかも、モスクワ-トヴェリ間のラストチカは減便されていて、結果的に乗車率が高いような。そして料金の安い近郊列車はマスク着用率が低い!市内の地下鉄やバスと同じくらい、つまりどんなにサバを読んでも全体の半数(本当は3人に2人くらい)はマスクをしていません。

 それから、これは僕個人の感覚ですが、マスクをしない人ほど咳をしている気がするんですよねえ。できれば、あまり乗りたくありません。

 サプサンの方は、時間帯や曜日によって空席状況や運賃に大幅な差があるものの、比較的空いている日もあるようです。空いている日であっても、トヴェリからバスで行くより運賃は2倍近くかかるのですが、いま時代はルーブル安。ここは外貨パワーに頼ることに。

 こうして選んだサプサンですが、車内ではアルコール消毒のお手拭きとマスクが配られます。周囲を見ても、さすがに全員がマスクを着用していますね。

 ボロゴエで乗り換えます。




 ここで次の列車までの時間を潰すため町に出ました。ところで、駅舎に入りたかったのですが、表示にしたがって連絡通路を通ったら、駅舎に入ることなく路上に出てしまいました。なぜだ……帰りにもう一度トライしてみよう。

 出口はここ。


 実は、上の写真の通路のほかに、プラットフォームの反対側に地下通路があり、そこから駅舎やローカルバスの乗り場に出られます。
 乗り換え時間が2時間もあるので、街中を一通り歩いてみました。教会や古い建物もこの道沿い、特に駅を出てから吊り橋までの間に集中しています。



 つり橋はけっこう揺れます。このつり橋の向こうは、前半は道があったのですが、後半はこれから舗装する用意をしていたのか土壌が掘り起こされていて歩きにくく、思った以上に時間を食ってしまいました。

 途中から急ぎ足。鉄道駅はこの向こうです。今度はバスターミナル前広場を突っ切ります。
 

 右手にバス停がありました。ここから出発する近郊バスの時刻表です。


 プラットホームに急ぎます。地下道を進みます。


 プラットホーム、駅舎、町への出口とも、この地下道を通れば行けたのですね。とりあえず、プラットホームに急ぎます。構内放送がずっと流れていて、僕の列車は4番ホームから。

 11:05ボロゴエ発のヴァルダイ行きに乗車。ラストチカで、こちらも快適です。そして全然乗客がいません。1車両に2~5人くらいです。ラッキー!



 11:53ヴァルダイ着。


 駅前は道路と林。客引きのタクシーはいます。徒歩の場合、しばらく道路を直進すると町に出ます。墓地の横を通過するので、真夜中に到着する夜行列車でここに来たら超怖そう…。
(続きます)

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