2020年9月18日金曜日

サンドゥヌィのバーニャ①(予約編)

 過去の旅の放出シリーズ。次はモスクワです。

 今を去ること〇年前、こうやくんはソ連映画「運命の皮肉、あるいはいい湯を」を観ていました。ロシアでは大みそかから正月にかけて必ず放送される古典作品です。12月31日に主人公が友人たちとロシアのサウナ、「バーニャ」に行くシーンで始まるこの映画。冒頭のシーンはセットですが、これにはモデルが存在します。モスクワにある「サンドゥヌィСандуны/Sanduny」です。


 








 今も営業しているので、行ってみたいと思いつつもなかなか機会がありませんでした。バーニャ体験記は多くのブロガーの方々が体験記を書いているので、そちらが参考になります。しかし、映画で使われた部屋や、施設紹介に使われる写真の豪華な部屋は、必ずしもお風呂に入りに行けば見られるわけではないみたいです。料金プランによって、特定の部屋にしか入れないらしい。しかもなかなか高額で、平日17:00まで利用の最安プランで1800Rからです。

 そんな折、モスクワ市内ツアーのお知らせを眺めていたところ、なんとサンドゥヌィの見学ツアーが開催されているではないですか。










 



(ツアー会社のHPより http://seeandgo.ru/?p=492)


 バーニャが休みの火曜日に19:00から催行されています。参加料金は800R。早速これに申し込んでみました。購入ページは英語表示もできます。


 










 チケットの枚数を指定したら、緑色のボタンОформить заказをクリックして次の画面に進みます。

 次の画面の画像がなくてすみません。ここでは氏名、電話番号、メールアドレスなどを入力し、カードで支払います。すぐにメールアドレスに予約確認が届きます。「前日21:00までに当日の集合場所とガイドの連絡先前がSMSで送られてきます。キャンセルする場合は3日前までに連絡してください」とのこと。実際に前日にSMSが届き、ガイドの名前と連絡先、集合場所が書かれていました。集合場所は地下鉄トゥルブナヤ駅Трубная/Trubnaiaのプラットフォーム中央でした。

 ここ数年は平日の仕事帰りに参加できる市内ツアーがさまざま催行されていて、なかなか面白いのです。ガイドが自分でオリジナルのテーマやルートを組んで案内するツアーもあるので、ガイドブックには載らない町の一面を垣間見ることができます。以前参加したときの様子だと、参加者の多くがモスクワっ子で、地元の人目線でもかなりユニークなようです。新型コロナウイルスによる外出制限が解除されてから、市内ツアーも徐々に催行されるようになってきました。安全に出かけられるようになったときには、ロシア語のみですが、言葉が分かる方はぜひ。またサンドゥニなら内装が見応えたっぷりなので、言葉が分からなくても楽しめると思います。

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