2017年4月3日月曜日

プチヴリへの旅(スムィからバスで)

 スムィはウクライナの中でもやや「地の果て」に近い場所にあります。南はハルキウ、東はロシアとの国境、北や西に行ってもすぐには大きな都市に到達できません。
 しかし、小さな町に注目してみると、意外にも面白い町が点在していることがわかりました。そこで、そのうちの一つ、プチヴリに行ってみることにしました。
 この町は『イーゴリ軍記』(イーゴリ遠征譚)によると、主人公イーゴリの居城で、彼はここからポロヴェツ人に対する有名な遠征に出発し、戦いの末に捕虜となるわけです。

 プチヴリは様々な都市・町への経由地に当たるので、「スムィ・プチヴリ線」以外にも、多くのバスを利用できます。


 
 メインのバスターミナルから出発です。町の中心からはやや離れています。ただ、マルシルートがたくさん走っていますので、それに乗れば3Gです。尚、ターミナルでのチケット購入では、VISA利用可でした。



 途中でビロピリャを経由します。



 二時間ほどでプチヴリのバスターミナルに到着です。バスは多いので帰りのチケットはあとにします。なおWifiなしです。


 
 見所はヤロスラヴナの像(川ッぺり)と



 ヤロスラヴナ(地域博物館。入場料7G)と



 修道院くらいでしょうか。



 博物館ではイーゴリ軍記関係の展示が充実していました。とは言え、当時のものは何も無く、その意味でリアリティに欠ける展示ではあるのですが(後代の絵画などが全て)。

 プチヴリのターミナル。カード購入は不可でした。



 自由席で62.54Gでした。



 帰りもスムィのバスターミナルに到着です。中心街まではマルシルートで帰還。

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