こちらも量産品。店のおっちゃんは「全部手書きだよ」と言っていましたが、数種類の柄が大量にあったので、本当に手作業だったらものすごくつらそうだなあ。イコンもありますが、教会や民家、中には猫の絵も。
こちらも量産品。店のおっちゃんは「全部手書きだよ」と言っていましたが、数種類の柄が大量にあったので、本当に手作業だったらものすごくつらそうだなあ。イコンもありますが、教会や民家、中には猫の絵も。
非常事態省からのお知らせは、強風とか豪雨といった災害の危険があるときに届くのですが、無人機攻撃でも警報が来るのですね。
モスクワでもたまに無人機攻撃があるものの、非常事態省からのお知らせが来たことはなく、いつも朝のニュースで事後に知るという形だったので、地方によるのかもしれません。モスクワでこのような警報が発信されたら混乱しそうですし。
商業施設「モスクワ」等と比べれば、地下鉄が隣接しているのでマシですが、ここもなかなか遠いなあ。手っ取り早く多国籍料理を楽しみたい場合、ダニーロフスキー市場やツヴェトノイ・ブリヴァールにある中央市場、グム百貨店裏のヴォクルグ・スヴェタВокруг света/ Vokrug Svetaなどのフードコートが一番楽ですな。
先日、とある長距離バスターミナルに行ったところ、こんなバスが停まっていました。見てはいけないモノを見た気分。
もしかすると、方向的にロストフ・ナ・ドヌーを経由するかもしれないので、だとするとそこで何割かが下車するかもしれません。しかし、マリウポリ行きに乗るわけですから、終点まで行く人もいるでしょう。一体、現在の国境はどうなっているんだろう。本当に完全にロシア国内扱いで、ノーチェックなんだろうか。
これはフクスヴィル。正しい形状のものは500g。今年はもっと小さいサイズのを見かけたので確保しました。
これ、かつてはスーパー等で売っている料理ではなく、自作しなければ食べられないものでした。自作するにも、数日がかりで水抜きしないといかんのと、そんなにたくさん食べられれないのです。重すぎなのですよ。そんなわけで、フクスヴィルで少量を販売しているのはありがたい。実際に食べてみると、味はおいしいのですが、やはり一度に完食はできず。
ロシア鉄道(РЖД)が2026年に水素燃料による初の列車を運行開始するとのこと。サハリンおよびロシアのその他いくつかの地域における近郊輸送で使われるらしい。
水素列車の開発プロジェクトは、ТМХ(トランスマッシュホールディング)との共同で実施されている。ロシア鉄道によれば、最初の2編成の列車はすでに来年にも運用開始が可能。これらの列車は、環境汚染のレベルを大幅に削減することが可能であり、持続可能な交通の未来に向けた重要な一歩とのことまで発表されています。(https://www.ferra.ru/?utm_medium=source&utm_source=rtravel より)
「こんな時期」のロシアでもそういうのが進んでいるのですね。
場所はこちら。「モスクワ」との間には無料送迎バスが運行しています。地下鉄リュブリノЛюблино/Lyublino駅からは「モスクワ」と「サドヴォド」、さらにМКАДを超えてすぐの「ベーラヤ・ダーチャБелая дача/Belaya dacha」へ無料送迎バスが運行されています。
下はサドヴォドの駐車場にあった会場図です。これによると、リュブリノのほかにもノヴォコシノНовокосино/Novokosino駅とヴィヒノВыхино/Vykhino駅へも無料送迎バスがあるようです。それにしても、敷地が広く、バス停が点在しているので分かりにくい……
図の赤と水色の建物は、「モスクワ」と同様、とても広く明るく、衣料品や雑貨類を中心とした店舗がぎっしり入っています。オレンジのエリアに出ると、屋根はかかっていますが完全に外気温で冬は寒いです。ここも主として衣料品売り場で、たまに食堂やトイレあり。
来るたびに軍用品の店が増えているような気がする。
さて、今回の目的地はアジア系食材店です。会場図の左上、青緑のエリアの中にあります。Птичий рынокとあるので生き物や餌などを売っているエリアなのですが、なぜかその一角が食品売り場になっています。
アジア圏からの輸入食材以外にも、おそらく中央アジアからの輸入品と思われる食品あり。
乾物や缶詰、菓子、お茶などの店を抜けていくと、生鮮食品を置いている店舗が出てきます。数はそんなに多くないのですが、こんな店頭をじっと見ていくと、生のもやしやオクラ、レモングラスなどを置いているコーナーがあります。時期によって置いているものには変化があり、いつぞやは山芋か、極太のごぼうのようなものも見かけました。このときは一口サイズの白ナスの大袋や、ぬか床にしか見えないビニール袋入りのペーストがありました。何だったんだろう……
この日は大量の生のオクラを入手。本当はこんなにたくさん要らないのですが、最近は中心部のアジア系食材店で見かけなくなってしまったのですよ。
ついでに、ほかの食材店舗でドライマンゴーを購入。これはモスクワのスーパーでどこでも売っているベトナム産ですが、スーパーの半額程度で買えます。
ここにいると館内放送で「中国からの物流の相談に乗ります」といった宣伝が流れています。中央アジアとの送金システムの広告も貼ってありました。この市場にいると、目に見えるところにあるのは衣料品や食品がメインですが、ルートさえあればほかの製品も紛れ込ませることができそう。制裁逃れはこうやって成立しているのでしょう。
古儀式派教会はモスクワにも、プレオブラジェンスキー修道院(Преображенский монастырь/Preobrazhensky Old Believers Monastery)やロゴシスコエ(ロゴシ)古儀式派共同体(Рогожская Старообрядческая Община/ Rogozhsky Old-Believers Settlement、といった有名どころがありますが、部外者は歓迎されていない感じがすることがあるのですよねえ。ましてや、エゴリエフスクなら街歩きを兼ねて教会の外観を見るくらいならできるかもしれませんが、途中の小さな村は、そもそもアクセスが難しそうです。
こんなときは、グループツアーに入り込むのが得策。ということで某日、行ってきました。
ここの教会は内部の撮影が禁止されていました。そのため外観のみ掲載します。
入る前に、厳重注意がありました。「絶対に3本指で十字を切らないように」とのこと。17世紀にニコン総主教が改革を実施したとき、儀式のやり方をギリシャ式に変更しているのですが(奉神礼改革)、その一つが、それまで2本指で十字を切っていたのを、3本指で切るようにしたことです。「彼らはこれに命を懸けたので、それだけは絶対にしないように。私たちはあくまで客としてお邪魔させていただくのです」とガイド氏。迷惑行動にならないよう、気を付けて入ります。
これはズナメニ音符記号で書かれた楽譜。クリュク(鉤、Крюк/Kryuk)と呼ばれる記号で音の長さや高さを表記しています。ガイド氏曰く、100種類ほどあるとのこと。
この教会は司祭自ら僕たち客を迎えてくれました。この教会はロシア文化省の支援を得ているとのこと。しかし連邦レベルだと修繕するにもとにかく時間がかかるとか。
ところで、この教会ではワインを作っていて、教会の裏に醸造所がありました。快く見せてくださいました。この教会では5種類のワインを作っているそうです。
なお、この教会、経営がずいぶんすごいと思っていたら、なんとこの司祭は調理とマネジメントの二つの学位を取得し、しかも一つはアメリカでとったのだとか。そしてアメリカで稼いだお金をここの発展に使ったのだそうです。「ロシアじゃそんなに稼げないのでね」との弁。
現在作っているワインとパンに続いて、次はチーズに挑戦しようとしているそうです。ですが牛乳の調達が問題らしく、「水で薄めた牛乳を持ってくるんだよ。検査機で調べたら、水ばっかりだ」。さらには、新たに17ヘクタールの土地を買ったので、これから農地にするそうです。宗教家というより起業家のよう。その経営能力や発想、見習いたいものです。
思えば、19世紀のモスクワの大物実業家には古儀式派信者が多いです。エルミタージュ美術館やプーシキン美術館の19~20世紀コレクションの元を作ったシューキンやモロゾフ、ゴーリキーの家博物館となっているアール・ヌーヴォー建築を注文したリャブシンスキーなどなど。酒を飲まないとか、騙さないとか、いい加減な仕事をせず労働に励むといった教義上のルールが、高品質で人から信頼されるよい仕事をするのに相当にマッチしたのでしょう。
次に紹介するのはシトラ。地下鉄ソコルСокол/Sokolから徒歩3分、営業時間9:00~23:00 ソコル駅の 6 番出口を出て道路を 1 本渡るとすぐです。その途中にも1軒、別のチャイハナがあります。 店内に入るとソファの席が並んでいます。お昼どきには満席になりますが、隣の席...