2016年5月21日土曜日

チェルニヒウ市内の公共交通機関と生活費

 どなたか必要な方がいらっしゃるかも知れませんので、チェルニヒウЧернигівの交通事情と生活費をどうするか(カード事情)を説明しておきます。

 チェルニヒウでの公共交通機関は、トロリーバスとマルシルートバスです。

 トロリーはよくあるタイプのもので、現在は一回の乗車で2Gでした。真ん中の乗車口あたりに車掌(コンダクトル)の席があり、通常はおばちゃんがそこから車内を廻って運賃徴収します。代わりにタロンをくれます。トロリーバスはどれもものすごくガタが来ているものばかりでした。ノロいだけでなくうるさいのです。


個人的には好きなのですが、チェルニヒウのトロリーバスは
どの車両も悉く年季が入りすぎ。


 


















 

こののろさに耐えられなくなった場合、マルシルートバスに乗るのがいいでしょう。3.5Gですが、格段にスピードが出ます。





















 注意というか、知っておくとよいのは、マルシルートバスで使われる車両には、やはり二種類あるということです。モスクワ慣れしていると、モスクワで見たようなもの(上の写真)をマルシルートバスだと勘違いして、ミニバスは無視してしまうかも知れませんが、要は同じです。乗りたい番号が来たら、ミニバスでも乗ってしまって問題ないはず。小型のマルシルートカでは乗ってすぐに運転手に支払います。コンダクトルはいません。ミニバスはトロリーと似ていて、コンダクトルがいますので、彼女に支払いましょう。





















 更に、トロリーにもマルシルートにも言えることですが、停留所に関する放送などありませんので、特にマルシルートカの場合には気をつけましょう。バス停に待ち人がなく、降車する客もいないときには通過してしまいます。






















 尚こちらがクヴィトク(領収書?)。チケット代わりになります。車内でコンダクトルから買うので切り方が雑。


 次にカード事情です。制裁中のロシアと異なり、ウクライナでは金融関係はきちんと動いているのだろう、と予想していたのですが甘かった。

 まずクレジット系は問題なく使えました。スーパーやカフェで引っかかった店はありませんでした。(エコマーケットやヴァレヌィチナ)

 



 
この店はいい店ですよ。ヴァレヌィチナ。




















 問題は現金が必要なときに、VISAなどで借りる形ではなく、Plusを使って日本の口座から引き出す場合ですね。PlusマークのあるATMは少ないのですが、それでも幾つかありました。しかし、「やった、うまくいったぜ!」と思った最後の最後に、「やっぱり使えません。引き落とせませんでした」といった言葉が画面上に大きく現れます。
 但し、めげずに探して見つけました。

 

 イヴァン・マゼッパ通り102番地のこのATMです。困った時には使ってあげてください。それからこの近くにロシアのズベルバンクの支店がありました。たぶん、こちらでも下ろせるような気がします。





















 それと、これは予想外だったのですが、チェルニヒウのアフトヴァグザルАвтовокзал(バスセンター)ではカード払いが出来ました。これでキエフ攻略に現金を使わずに済みました。(2016.5.20)

(チェルニゴフ)

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