2024年11月26日火曜日

ヴィンテージショップ「アントレソーリ」

久しぶりにソ連時代のヴィンテージ品を販売している店を訪問しましたので、ご紹介します。

 

アントレソーリ Антресоль/Antresol'

ул. Кржижановского, 24/35к3 /Krzhizhanovskogo str. 24/35k3

地下鉄プロフソユーズナヤから徒歩15分といったところです。


建物にはこんな看板が。

入口は表道路の真反対にあります。隣のチャイハナを素通りするとこの入り口が見えてきます。

階段を降りてきます。

床面積はそこまで広くないものの、ソ連時代のピンバッジや切手、ポストカードといった小物から、食器や本、衣服、レコード、ガジェットまであります。

ここは若者たちから高齢のご夫婦までが訪れて、思い思いの商品を手に取って購入していました。古い写真のフィルムを透かして見たり、ソ連時代のピンバッジを真剣なまなざしで選んだりしている若者グループあり。

本コーナーあり。


2024年11月24日日曜日

タシケントからの長距離列車(2024.11)

 ネタが尽きたので、恒例の路線図シリーズ。今回はタシケントТашкент(下記図中赤印)からの長距離列車路線図の紹介。というか備忘録。

アンディジャン行き0545、0820、1800(道中約7時間)3等寝台1602R

カガン(ブハラ)行き0603、0727、0754、0815、1939(道中約4時間強)座席4179R〜

カガン(ブハラ)・カルシ行き(途中分割)1930、1945

カルシ行き0628(道中約6時間弱)

サマルカンド行き0651(道中約2時間半)座席2864R〜

シャフリサブス行き0628(道中約5時間弱)

アルマティ行き0430発(道中約17時間半)座席2627R、二等寝台5433R〜

ドゥシャンベ行き1514(道中約18時間強)3等寝台4410R

ヴォルゴグラード行き2355(道中2日と約11時間半)3等寝台16567R

チェリャビンスク・サマラ行き(途中分割)0622発(チェリャビンスクは道中2日と約8時間弱、サマラは道中2日と約1時間弱))

ノヴォシビルスク行き1610(道中2日と約15時間弱)3等寝台18619R

モスクワ(パヴェレツキー駅)行き1955(道中3日と約5時間強)3等寝台23488R

2024年11月22日金曜日

ロシア出入国時の(日本人)指紋採取の開始

大使館より連絡が入りました。

__________

日本人を含む外国人がロシアに入国及び出国する際の審査において指紋等の個人生体識別情報を採取する措置がモスクワに所在する空港にて12月1日より先行開始されます。空港でのロシア入国及び出国手続きの際にはご留意ください。


1.ロシア政府令(Постановление Правительства Российской Федерации от 07.11.2024 No.1510)に基づき、モスクワに所在する4空港(シェレメチェボ、ヴヌコヴォ、ドモジェドボ、ジュコーフスキー)から日本人を含む外国人がロシアに入国及び出国する際の審査において、指紋及び顔画像(個人生体識別情報)を採取する措置が、2024年12月1日から開始されます。
2.また、2025年6月30日からはロシアの全ての国境地点にてこの措置が開始されます。モスクワ及び全国でのこの措置は2026年6月30日までとされています。
3.なお、この措置は、6歳未満の幼児には適用されません。
4.ロシア入国及び出国手続きに際し、これまで以上に時間を要する可能性がありますのでご留意ください

ロシア政府令:https://www.ru.emb-japan.go.jp/VISANDTOURISM/link20241120.pdf

2024年11月20日水曜日

2024冬のダイヤ改正(ロシア鉄道)

 12月15日、深夜0時からロシア鉄道はダイヤを改正します。

ロシア鉄道のHP によると、2027年までの3年間、新ダイヤこれでいく予定で、長距離列車は現在よりも13本増えて627本になるとのこと。

新規列車としては

モスクワ発セロフ&クラスノダル行き、

アルハンゲリスク発キスロヴォツク行き、

プスコフ発ムルマンスク行き、

バルナウル発イルクーツク行き、

モスクワ発カラブラク行き(直行)、

カリーニングラード発ムルマンスク&ミナラリヌィエ・ヴォディ行き、

ペテルブルク発チェルケスク行き、

ノヴォシビルスク発リッデル(カザフスタン)行き。

タシケント発、ビシュケク発のモスクワ行きも復活するそう。朗報だ!

写真はBanki.ruより。






2024年11月19日火曜日

洞窟修道院 ジヴノゴリエとコストマロヴォ 実践編2

移動すること2時間半。

田舎道が続きます。

ジヴノゴリエの駐車場に到着しました。ここから少し下ると小ジヴノゴリエ、ウスペンスキー修道院に行きつきます。下り道にはこのような石碑があり、ピョートル大帝が生前に3度ここを訪問したとのこと。


駐車場から遊歩道を下っていくと、修道院が見えてきます。

教会や鐘撞堂の左の低い建物に売店があり、皆さんそこでろうそくを購入しました。

右側の丘の上にも教会があります。外観からして岩をくりぬいて作られています。

ここの修道院での見どころは、洞窟そのものもですが、第二次世界大戦中にハンガリー軍により射撃され穴の開いた、金属板に描かれた生神女マリアと幼子イエス・キリストのイコンです。

 

ここのガイドは郷土史研究者という男性で、教会を見たあとで付属の小さな博物館と、続いて丘の上の洞窟修道院を案内してくれました。洞窟修道院の内部は通路が枝分かれしていたりして、やや迷路のようでした。とはいえ、途中で再び合流するのではぐれることはありません。中には天井の高い広間もあり、そこだとまるで普通の聖堂の中にいるかのようでした。内部の作りは一般的な教会の構造を踏襲しているとのこと。


たっぷり中を歩き回って外に出ると、すでに真っ暗に。

十字架の立つ丘の上から。修道院の奥に近郊列車の駅があり、列車がちょうど着いたところでした。

ここから2時間ほどかけてヴォロネジに戻りました。しかし、洞窟修道院は中を歩いてこそ面白いですね。ガイド氏曰く、ユネスコの世界遺産候補にも挙がっているとのこと。この状況なので登録されうるのか不明ですが、稀有な場所ですし、チャンスがある方はぜひ。

2024年11月16日土曜日

洞窟修道院 ジヴノゴリエとコストマロヴォ 実践編1

 とある週末、決行しました。出発はヴォロネジです。ここから3時間ほどかけて南下しました。

今回は先にコストマロヴォを訪問します。ここが入口。

敷地内の地図がありました。すべてコンパクトにまとまっていて、ガイドによる案内付きで所要時間は2時間ほどです。

最初に見えてきたこの建物は売店兼カフェです。

丘の上に白亜の教会が見えます。ここを目指します。

この修道院のボランティアの女性が案内してくれました。内部の撮影は残念ながら禁止。

この洞窟教会がいつできたかは明らかになっていないそうです。8~10世紀に迫害を逃れてきた人々により作られたとする説、17世紀以降に小ロシア人によって作られたという説などがあるとのこと。初の言及は18世紀末~19世紀初頭の文書ですが、そこには作られた時代やそこでの生活に関する確実な証拠はないのだそうです。ですが、ここが段階的に作られていったという点で研究者の意見は一致しており、最後の段階は19世紀に行われ、20世紀にはセラフィム・サロフスキー寺院が活動を始めましたが、1917年に革命で活動停止となり、1930年代に公式に閉鎖されたとのこと。


現在ここにあるスパススキー女子司教座修道院Спасский женский епархиальный монастырьが活動を開始し、洞窟教会の修復が始まったのは、ソ連崩壊後の1997年からです。


内部の様子は以下の動画で紹介されていましたので、ご参考までに。https://youtu.be/rfTTHxaZG48

白い壁の一部が緑色に変色しています。ガイド氏曰く、これはカビやコケではなく、藻の一種なのだとか。何度掃除して落としても再び生えてくるのだそう。この洞窟のある地層が白亜であることから、この場所はかつて海底だったと考えられます。入口しか採光口はないのですが、そこから光の当たる場所にだけ藻が繁殖するのだそうです。


通路の途中にこのような小部屋があります。

洞窟は隣接してほかにもあります。こういった洞窟教会の中の大きな広間には、壁に彫刻を施した装飾がいくつか見られました。一人の彫刻職人が施したもので、ここも一見の価値ありです。

ヴォロネジでは19世紀の製法で鐘が製造されています。この鐘撞台にあるものもそうです。ガイド氏曰く、現在モスクワのクレムリンで使われている鐘も数年前に交換となり、ヴォロネジで作ったものが使用されているのだとか。


このあと僕たちはジヴノゴリエに移動したのですが、途中には食事処がないのでこのコストマロヴォの修道院内で昼ご飯にしました。ブリヌイ、お茶、コーヒー、自家製クワスなどであれば購入できます。

 

続きます!

2024年11月14日木曜日

洞窟修道院 ジヴノゴリエとコストマロヴォ(計画編)

ヴォロネジ州に、白亜の岩の中に掘られた洞窟修道院があります。ジヴノゴリエДивногорье/ Divnogor'eやコストマロヴォКостомарово/Kostomarovです。



位置関係はこうなっています。


ヴォロネジからジヴノゴリエは列車でアクセス可能です。ジヴノゴリエ男子修道院の公式ウェブサイトを参照しました。https://divnogor.ru/visit/#map


春夏は土日に鉄道駅ヴォロネジ-1 Воронеж-1/Voronezh-1から近郊列車が出ています。大ジヴノゴリエと小ジヴノゴリエの二つがあり、大は博物館のある保護区域、小には聖ウスペンスキー修道院があります。大の最寄り駅は「143 キロメートル 143 км/143km」、修道院はその一つ手前の「ジヴノゴルスカヤ Дивногорская/Divnogorskaya」です。

往路はヴォロネジ-19:19、ジヴノゴルスカヤ駅着11:33143km駅着11:38

復路は143km駅を15:54に出発します(最新の運行状況はロシア鉄道ウェブサイトで確認を)。

 

ジヴノゴルスカヤ駅は聖ウスペンスキー修道院のすぐ裏手にあるのでアクセス良好。大小ジヴノゴリエ両方へ行く場合は、この間の3キロを歩くことになります。

 

それ以外の季節はリスキЛиски/Liskiで近郊列車を乗り換え、「リスキーアレクセーエフカЛиски—Алексеевка/Liski—Alekseevka」線または「リスキーオストロゴシスクЛиски—Острогожск/Liski—Ostrogozhsk」線でアクセスできます。

 

調べてみたところ、今の時期だと乗り継ぎ便を利用するしかなく、片道23時間50分ほどかかります。これだと1日がかりの行程に。



コストマロヴォへははるかに行きにくいです。公共交通機関だとこの通り。

ヤンデックスによると、移動だけで1日以上かかると出るのです。もしかすると現地に行けばより良いルートやバスが出ているかもしれません。

 

要領よく回りたい場合は、ジヴノゴリエとコストマロヴォを1日でめぐるヴォロネジ発ツアーに参加するのがいいでしょう。春~秋のシーズン中は週末ごとに催行されているようです。所要時間は12時間。折を見て行ってくることにしました。


8月のガソリンスタンド

  製油所攻撃によりモスクワでもガソリン不足が報じられています。今のところ、入荷し営業しているガソリンスタンドの数を絞って対応しているようです。今回ご紹介するのは 8 月にモスクワ郊外に出かけたときの様子。このガスプロムネフチは比較的列が短いと思いきや、油種が 2 つしか残ってい...