2018年9月29日土曜日

キエフ・ベルリン線開設計画を発表

 ウクライナ鉄道の代表取締役クラウツォウЄвген Кравцовが、式典で来年度(2019)中のキエフКиїв/Kiiv・ベルリンBerlin線の「復活」を発表したとのこと(「復活」というのは、僕は知らないのですが、共産主義時代などに存在していたのでしょうかね)。
 ルートなど、具体的な話は何も出ていませんが、出来ればベラルーシを通らない、つまり日本人がビザなしで使える列車にして欲しい・・・。ただ、ウクライナが将来EU入りをするまでは(しないか・できないも知れないが)、出入国管理に時間がかかりそう。



 それとついでながら、ウクライナ鉄道のロゴが少し変化しました(上が新ロゴ、下が旧ロゴ)。ソ連チックな旧ロゴの方がいいなあ。車輪を表す丸みもなくなってしまった。



At a ceremony, the CEO of Ukraine Railways, Yevgeny Kravtsov, announced the “resurrection” of the Kiev/Kiiv-Berlin route during the next fiscal year (2019) (I don't know what “resurrection” means, but I wonder if it existed during the communist era or something like that).
There are no details about the route, etc., but if possible, I'd like it to be a train that Japanese people can use without a visa, i.e. one that doesn't go through Belarus... However, until Ukraine joins the EU in the future (or maybe it won't or won't be able to), it seems like it will take a long time for immigration control.



On a related note, the logo of the Ukrainian Railways has changed slightly (the new logo is above, the old logo is below). I prefer the old Soviet-style logo. The rounded shape that represents the wheels has also disappeared.


2018年9月27日木曜日

モスクワ・ムーロム線新設(事実上増設)

 今月20日からモスクワ・カザンМосква Казанский вок./Moscow Kazanskii vok.駅とムーロムМуром/Murom駅の間に昼行列車が走り始めました。ムーロム経由の列車はそれなりにあるのですが、ムーロム行きは初の設定です。黄金の輪の一つであるムーロムへのアクセスが増えたことになりますね。


 モスクワ発は1310-ムーロム着1752、ムーロム発は1840モスクワ着2342です。
 料金は3等座席540R、2等寝台1870R。
 5時間弱の乗車なので、2等で寝ていきたい!

ポロシェンコ大統領、国連事務総長にロシアとの友好条約の破棄する旨を伝える

 ウクライナのポロシェンコ大統領Poloshenkoはここのところ、ロシアと結ばれてきた友好条約の破棄に向けて政治を進めてきたが、先日国内での作業が一段落し、とうとう国連にまで条約非更新を報告したとのこと。次の選挙で負けると言われているポロシェンコさんですが、負けてもウクライナの「西向き」政策が変わらないようにと、熱心に制度作りに邁進しているようにみえます。
 まあ、彼らがいろいろと決めるのはいいのですが、ロシアからの移動や流通が面倒にならなければいいのですがねえ。


2018年9月24日月曜日

ロストフとアレクサンドロフへの旅(鉄道にて。ロストフ編)

 秋、寒くなる前にロストフРостов/RostovとアレクサンドロフАлександров/Alexandrovを回ってきました。モスクワからは比較的近場なんですが、ロストフは二年前に弾丸旅行で見てきただけだったので、今回はもう少しちゃんと見る(予定でした)のが目的です。因みに今回は単なる観光です。
 アレクサンドロフはロストフの手前なので、まずはロストフに行き、帰りにアレクサンドロフに寄ることにしました。


 モスクワ・ヤロスラヴリ駅でサンドウィッチを購入。


 ヤロスラヴリ行きの列車は客車列車でした。これでロストフまで行きます。1262Rなり。


 座席について初めて気づきました。取った座席が一等だったので、軽食が付いてきました。


 車両付きの客室乗務員から、暖かいものについてはプロフとブリンチキ他が選べますと聞き、プロフを選ぶ。しかし、あまりおいしくなかった。


 1時間強でセルギエフ・ポサードに到着。遠くにセルギエフ修道院が見えます。


 更に1時間半程度でロストフに到着。列車とホームの間が空いていて、注意しながら下車。


 ヤンデクスで調べてもよくわからないロストフ・クレムリ方面行きのバスの時刻表。前回の経験から、バスがそれなりにあることはわかっていたのですが、今回もまた、駅前の時刻表を見てもよくわかりませんでした。待合所のおばちゃんに聞くと、自分も乗るから待っていなさいとの返事。結局、おばちゃんと一緒に3Bのバスに乗車。


 こちらが時刻表。通しか理解できぬ、これは。1МКРというのは地名らしい。マイクロライオン(小地区)のことか?しかも7番のバスのものしかない。


 ロストフの中心街に到着。といっても、田舎の中心なんですが。


 歩けば20−25分程度。バスなら20R。因みに運賃は乗車時に運転手に手渡しです。


 やって来ましたロストフのクレムリ。しかし今回の目的地ではないので入りません。


 裏手に回ります。


 美しい窓枠を持つ家。背後にネロ湖あり。


 目指すは左奥のロジェストヴェンスキー修道院。一応古いお堂が残っているはずだったのですが・・・


 なんと、お休みでした。仕方ないので近くの土産屋によって、駅に向かいます。クレムリには寄りません。帰りの電車(アレクサンドロフにいく電車)が限られているのです。


 同じ番号のバスで駅に戻ります。


 ロストフ駅にて。ウラジオ行きもありますね。



 それにくらべて、モスクワ行きの近郊線は貧弱。写真下段の5本だけですよ。バスか、優等列車に乗れということか。



 帰りは近郊線を利用します。約351Rの切符を窓口で購入。ロストフ始発のアレクサンドロフ行きが到着です。ボロボロの車両です。因みに、アレクサンドロフに着くまでに検札のチェックがありました。



 アレクサンドロフに到着。駅前の雑踏。ロストフよりも格段に人が多い。町自体が大きいですね。



 ここから目的地まで歩きます(続く)。

2018年9月22日土曜日

キエフ・リガ線(ミンスク・ヴィルニュス経由)の新設

 9月末から一週間に一本程度の間隔で、キエフКиїв/Kiiv発ミンスク、ヴィルニュス経由リガRīga/Riga行き(逆行きも)が運行するとのこと。


 到着には約19時間半かかるとのこと。
 キエフ発は1342(1407の日もあり)、ミンスクに2335着、ヴィルニュス0425、リガに0906着、
 リガ発は1110発、ヴィルニュスに1548着、ミンスクに2017着、キエフに0642着。
 料金は二等寝台で2220G程度、一等寝台で4429G程度の模様。二等ならレートによっては1万円を切りそう。
 ただ、飛行機だと1200-800G程度で済むので悩む。日本人にはベラルーシの通過ヴィザも必要だし。

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From the end of September, there will be a train service from Kiev to Riga via Minsk and Vilnius (and vice versa) leaving about once a week.


It takes about 19 and a half hours to arrive.
The train departs from Kiev at 1342 (sometimes 1407), arrives in Minsk at 2335, Vilnius at 0425, Riga at 0906,
departs from Riga at 1110, arrives in Vilnius at 1548, Minsk at 2017, and Kiev at 0642.
The price for a second-class sleeper berth is around 2220G, and for a first-class sleeper berth it is around 4429G. For a second-class sleeper berth, it looks like it will be less than 10,000 yen depending on the exchange rate.
However, if you fly, it will only cost around 1200-800G, so it's a tough decision. Japanese people also need a transit visa for Belarus.

2018年9月21日金曜日

ペテルブルク・プスコフ間で早朝列車運行開始

 知らなかったのですが、8月から、ラストチカ車両で、ペテルブルクのバルト駅とプスコフПсков/Pskov間に昼行の列車が設定されていました。


 停車駅はガッチナ等3駅で、ペテルブルク発は0655プスコフ着1025、プスコフ発は0600でペテル到着は0930とのこと。
 1-3等までの座席があり、運賃は上から1682、685、262Rとのこと。
 ペテルブルク・ヴィテプスク駅とプスコフを結ぶ列車が夜〜深夜運行だったので、これと合わせれば日帰りで互いに観光可能!

 

2018年9月15日土曜日

ノヴゴロドへの旅(モスクワから)

 ノヴゴロドНовгород/Novgorodの支店に出張することになりました。スターラヤ・ルッサ訪問とややかぶるのですが、ついでに市中をもう少ししっかり見れるし、受けることにしました。三等寝台(プラツカルト)のチケットを往復で取ります。料金は片道1498R、往復で3000R弱程度でした。


 チュドヴォЧудово/Chudovoでターンします。


 まずは夜のモスクワ・レニングラード駅。夜に来るのは久しぶりです。


 荷物検査の後、正面上の出発・到着時刻表の下をくぐってホームに向かいます。


 ずんずん進みます。


 右側のコンビニで食料を仕入れます。因みに、構内のビーラインでSDカードも購入しました。


 中国人の団体ツアー客のわきを通り抜け、再度の荷物検査をくぐりホームへ。右がノヴゴロド行き、左は二階建てのペテルブルク行きでした。中国人のお客は皆左の列車に乗り込んでいきます。


 車掌さんにパスポートと印刷チケットを見せて乗車します。この三等寝台の清潔感はまあまあというところ。ボロボロの列車だと気分も滅入ります。下段を取れたのでぐっすり眠れるはず。ともかく22時05分に音もなく出発しました。


 夜中に目が覚めるとオクロフカに停車していました。長く停車していました。


 チュドヴォを過ぎて列車は向きを変えます。スイッチバックではなく、短絡線を通って南西に向かいました。


 6時24分にノヴゴロド到着。10両編成でした。


 また来てしまったノヴゴロド駅。因みに駅構内のトイレは18Rです。早すぎるので、駅の脇のマクドナルドに待避、朝食を食べつつ仕事です。


 因みに、観光の中心であるクレムリまでは歩いて行けます。駅正面から伸びる道をまっすぐ進めばいいのです。バスもあります(市内は一回乗車で27R)が、僕は歩きました。写真は途中のモニュメント。


 朝のクレムリ。人が少なくてよい。その後ソフィア聖堂などを見てから市内の支店に向かいました。仕事やりたくない。



 尚、駅のそばにバスターミナルがあります。中距離・長距離用です。前回お世話になりました。Wifiが使えることになっているのですが…無理でした。鉄道駅は使えます。



 帰りは21時13分発。来た時と同じ車両の気がしました。


 テーブルの下にはコンセントもあります。便利になったものだ。


 こうして弾丸出張終了。モスクワに到着。ウチの会社は人使いが荒いぜ。

2018年9月13日木曜日

ロシアに核がなかったなら、NATOはロシアを灰燼に帰すことが出来ていた

 ウクライナ前経済大臣ヴィクトル・ススロフが発言。「ロシアに核がなかったなら、NATOはロシアを灰燼に帰すことが出来ていた」。ロシアの軍事演習に際し、あおり文句か(おまえらなんて、基本的には怖くない。核があるからやらないけど)?いずれにしてもやめて欲しい、こういう発言は。

2018年9月12日水曜日

テレビ番組でウクライナ人をたたき出す

 ロシアのテレビ討論番組で司会者が、幾度も議論を遮るウクライナ人男性をスタジオから追放したとのこと。事情はどうであれ、イヤだなあ。


男性はメディアで反論しています。

ロシア出入国時の(日本人)指紋採取の開始

大使館より連絡が入りました。 __________ 日本人を含む外国人がロシアに入国及び出国する際の審査において 、 指紋等の個人生体識別情報を採取する措置がモスクワに所在する空 港にて12月1日より先行開始されます。 空港でのロシア入国及び出国手続きの際にはご留意ください。 1...