ちょっと古い話題ですが・・・日本では今でもハロウィンは盛り上がっているんでしょうか?
モスクワでは、以前はハロウィンに合わせたデコレーションが増えたり、それにかこつけてパーティーをしたり、お化けや魔女に扮した人々を見かけたりしたものです。が、今年はそれほどハロウィンらしきデコレーションを見かけなかったような気がしました。
僕が遭遇したのはこれだけでした。
某スーパーにて。たった4個。店員の手作り感満載でした。
かぼちゃだけなら、秋の実り的なディスプレイにあるのですよ。ですがハロウィンのコウモリや悪魔的なものとの組み合わせは、これまでは探さなくても町中のいたるところにありましたが、今年は見かけませんでした。僕の生活圏になかっただけかもしれませんが。
ハロウィンの時期、週末の地方都市で、夜の繁華街のクラブ前で女子数名が魔女っぽいファッションで写真を撮っているのを一度だけ見かけました。それも、「普段着にしては派手だな。あ、ハロウィンか?」と思うレベルの、コスプレにしては控えめなものでした。しかし、路上にハロウィンのデコレーションはなかったので、あっても施設内だけなのかもしれません。
後日、自宅で毎年ハロウィンパーティーをしている友人に聞いたところ、LGBTに続いて国際サタニズム運動も過激派に認定されたため(https://www.afpbb.com/articles/-/3599233)、路上でハロウィンを祝うとあれこれ理由をつけて(コロナ禍で導入された集会の規制など)警察が拘束してくるリスクがあるとのこと。だから家の中でだけパーティーするのだと。この友人は今年もモスクワにいるみんなで集まったそうです。しかし、出国した人も多いので、往年より減ってしまっただろうなあ。
こうしてハロウィンは表立っては祝わない、けれども家庭内や仲間内では祝える行事に変わったようです。
宗教弾圧のあったソ連時代も、教会は破壊されたものの、家庭内では信仰を持ち続けたりパスハを祝ったりできたと聞きます。こういうことだったのだろうか。
日本でのハロウィンは一部の人たちのイベントという印象ですが、今年はあまりニュースにもなっておりませんでした。
返信削除ロシアでは上からお達しが出ているのですね。宗教ほど根強くはないと思うので、屋外でこっそり祝われてそのまま縮小していくような気がしますが、根強いファンもいらっしゃるのでしょうか。屋外の活動が辛くなってくる季節ですし、屋内の方がコスプレする側も都合がいいのかも?