2020年11月12日木曜日

ユジャからホルイへバスで移動:ホルイへの旅5 


 いよいよホルイХолуй/Kholuiへ。数人が乗り込んで出発です。チケットは30R。30分ほどで到着します。

 ここで、バスに乗り込むときに居合わせたおっちゃんから「どこから来たのか?」と話しかけられました。細密画をめぐる旅をしていると偉そうに答えたところ、自分はホルイの細密画学校で教鞭を執っているので、よかったら見学しないかと誘ってくれました。こんなことがあるんですねえ。もちろんこうや君は食いつきました。

 ちょうど昼食休憩だったので学生さんたちは少なかったのですが、先生が居合わせた学生さんたちと一緒に各学年で練習する作品や卒業制作を見せてくれました。1年生はさまざまな種類の線を引く練習。直線に始まり、植物の蔓の流れるようなラインやオーナメントの複雑な模様を練習します。植物のラインが「生きている」ように描くのだそうです。こんな世界というか、学校があったのですね。

 こちらは下書き。


 人物の服を描く練習。


 こちらは鎧の見本。

 こちらは金箔とニス塗後の下描き。


 ウラジーミル州にあるポクロフ・ナ・ネルリ教会。



 こちらが先生の作品。下絵は全部同じですが、色が違うだけですいぶん印象が変わります。先生、さすがです。どれも全部美しい。先生、やはりただ者ではなかった。

 先生は博物館まで送ってくれ、ここで別れました。突然の客を招待してくれたホスピタリティに感謝!

 博物館の入館料は、外国人200R。ホルイの細密画やイコンが中心で、戦後75周年を記念した特別展をやっていました。学校で2020年の卒業制作の課題となった本物の作品をここで見ることができました。展示の点数も結構多かったですね。

 最近改装された命を創り出す三位一体教会Храм во имя Троицы Живоначальнойと聖母献堂教会Церковь Введения во храм Пресвятой Богородицы(訳が難しい)。この一帯は春になると雪解けの水で道路は水没するそうです。

 教会の建物裏。門に趣があります。


 またもやものすごく駆け足ですが、バス停に戻ります。ターミナルはなく、商店の前にバスがやってきます。14:30発。時刻表の掲示はここでは見つけられませんでした。ユジャのバスターミナルの掲示板には14:35と書いてありましたが、チケット売り場の係には14:30と言われたので、実際に乗るときは確認をした方がいいでしょう。


 ユジャで乗り換えて、15:10発のイヴァノヴォ行きバスに乗り、シュヤШуя/Shuiaで下車します(ラストに続。シュヤはかのシュイスキー家の所領の中心だったところですが・・・その辺りは時間がなくて見ることが出来ませんでした。(ラストに続く)

2020年11月8日日曜日

ラグマンの安い店:モスクワ(2020年10月追加)

 冬になると暖かなラグマンが恋しくなります。いや、冬だけというわけでもないのですが。

 というわけで、モスクワの安いラグマン屋情報第二弾です(第一弾記事への2020年10月追加分と言うことで)。
 
1.ВДНХ/VDNH内のラグマンナヤ



 地下鉄ВДНХ/VDNH駅を降りて、会場の敷地内に入ります。中央の噴水を越えてさらに前進。目印はベラルーシ・パビリオンです。このパビリオンの手前を左折してさらに進むと、左手前方にこんな建物が見えてきます。

 入り口は2か所見えますが、奥の階段から入ります。
 突き当りまで進むと、左手にキャンティーン形式で食事を選ぶコーナーがあります。カード払い可。

 ラグマンは210R。ほかにもプロフやチェブレキなどもあります。この公園内で安く食べたい人や昼食休憩らしき人も食事中でした。

 広い公園で疲れて休憩するときにも便利です。

2.ヤー・サマルカンドЯ самарканд
地下鉄シュキンスカヤЩукинскаяから徒歩10分


 ショッピングモールに近い出口から地上に出ると、路面電車が通っています。ショッピングモール(写真右の白とオレンジの建物)を右手にしながら進みます。

 線路に沿って進みます。途中が森のよう。

 大きな十字路に差し掛かると、左手はす向かいに店舗があります。入り口の写真はヤンデックスからお借りしました。


 入って左手の階段を上るとレストランです。


 こちらのラグマンは230Rです。ここはお得なランチセットもあります。ここもカードが使えました。

スペースが広く、お茶もポットにたっぷり出てきてゆっくり過ごせます。

3.チャイハナ・サマルカンド Чайхана Самарканд



 地下鉄ノヴォコシノНовокосино駅から徒歩10分、近郊列車レウトヴォРеутово駅前。
 ノヴォコシノ駅に着いたら進行方向の出口から地上に出ます。

 5番出口が一番近い。


 外に出ると市場が。ここは大きな道路が十字路になっているので、左折します。

 マクドナルドを左手にして直進します。


  ずっと歩いていくとこんなオブジェが。ここも直進します。突き当りにはショッピングモールがあります。

 突き当りまで来ると、左手に店の入り口があります。


 入り口にはメニューが掲載されています。値段は改正されているので、店内で確認を。
 レストランは2階にあります。結構広いのですが、人気があってかなり繁盛しています。

 早速ラグマンとお茶を注文。ラグマンは190R、お茶は100Rです。トマト味が強めでしょうか。野菜にも味がよく染みて温まります。

 こちらはシュルパ180Rと、我慢できず一口飲んでしまったウズヴァル60R。野菜はごろっと。羊肉はほろっと。どれもうまし。

 ほかにもランチタイムには300Rでプロフ、サラダ、レピョシカ(パン)、飲み物のセットがあります。シャシリクなど肉料理も300R台が多い。ここもカード払いできました。
 また、安いチャイハナはノンアルコール飲料しかないことが往々にしてあるのですが、この店は珍しくビールなどのお酒も種類豊富に置いてありますね。
 寒い冬を暖かなラグマンで乗り切ろう!

イヴァノヴォからユジャへバスで移動:ユジャで一休み。ホルイへの旅4


 今日はホルイХолуй/Kholuiを目指します。は、まずはユジャЮжа/Iuzhaに。


 6:30にホテルを出て、バスターミナルへ。ユジャ行きのバスが7:00にあるので、これに乗車します。250R。今度はマルシルートカ。一応小ぎれい。

 このバスはイヴァノヴォ→シュヤ→パレフ→ユジャというルート。パレフПалех/Palekhのバスターミナルとも久しぶりの再会。
 ユジャに到着したのは8:50です。正面がターミナル。町へは右側の壁に開いている通路を抜けていきます。

 待合室とチケット売り場。

 ユジャ発着のバスの時刻表です。こちらは長距離バス。

近郊バスはこちら。


入り口にも近郊バスの時刻表があります。

 バスターミナルでホルイ行きのチケットを買おうとすると、直接運転手から買うようにとのこと。それからこの日のホルイ行きのバスは12:30だけだと言われました。時刻表には載っていないので、要注意です。

 ユジャのバスターミナルにはこんな絵が。
「ユジャ地区は火の鳥の故郷」  ・・・そうだったのか。

 向かい側にはこんな絵。

 バスの時間までユジャの町歩き。道すがらの木造教会。中にはかなりたくさんの信者の方々が集まって礼拝の最中だったので入れず。

 そのすぐ背後にセラフィム教会Серафимовская церквь。


 ユジャ人形博物館Музей куколが開いていたので入ります。100R也。
 ここでは工芸作家の作品を展示するほか、子供たちを対象とした手芸教室を開講しています。ロシア各地の人形やおもちゃ、塗り物作品が集められています。



 お守りоберег。最近、ロシアの北方地域に行くとよく見かける気がします。手が10本ある人形は母親が結婚する娘に贈るもの。婚家ではたくさんの家事をこなさなければいけないので、うまくできるように願いを込めたものだそうです。手の繋がった2体1組の人形は結婚した二人がいつまでも一緒に幸せに暮らすことを願ったもの。2体の間にほしい子供の数だけ小さな人形をつけたそうです。これってある意味、親からのプレッシャー?
 ほかにも、ズボン姿の人形単体もあり、これは旅の無事を願うもの。人形が背負っている袋に故郷の土を入れて、必ずこの地に戻るよう願いを込めたとのこと。

 1950年代のロシアの家庭内。帝政時代、縫物や手芸は主に農奴の仕事でしたが、第二次世界大戦後は家庭内でするものになり、ベッドカバーなどに刺繍や手編みのレースがつけられるようになったそうです。繕い物や手芸のできる女性は仕事を請け負って家計の足しにできるので、高級品だったシンガーのミシンを持っている人のところには依頼が舞い込んできたんだとか。

 その奥に農家の内装。ペチカを中心に、部屋が二分されています。ゆりかごが下がっているスペースは女性たちのための場所。ここで糸紡ぎや機織りなど女性の仕事をしました。ゆりかごは、赤ちゃんに何かあっても誰かがすぐに駆け寄れるように、部屋中央の低めの位置に吊るしたそうです。

 ペチカの反対側の部屋。こちらには聖像画が置かれ、その一番近くには家の主人、その隣には客人が座りました。婚前の女性は同席せず、結婚することが決まったときだけ、食卓でのもてなし方法を習得するためにここに加わることができたとのこと。

 壁やドアの模様も凝っています。


 「ユジャ地区のクランベリーのなる沼地の地図」
 湿地を好むクランベリーがこの地の名産品なのです。知らなかった。

 バスターミナルに戻ります。ついに、ホルイ攻略へ。

8月のガソリンスタンド

  製油所攻撃によりモスクワでもガソリン不足が報じられています。今のところ、入荷し営業しているガソリンスタンドの数を絞って対応しているようです。今回ご紹介するのは 8 月にモスクワ郊外に出かけたときの様子。このガスプロムネフチは比較的列が短いと思いきや、油種が 2 つしか残ってい...