2025年8月15日金曜日

ヨシカル・オラとチェボクサルィ(マリ・エル共和国、チュヴァシ共和国)への旅(その2)

バスだと1541、トロリーバス14、マルシュルートカ77э44など、多数あります。所要時間は約30分。



ところで、ここチュヴァシ共和国ではロシア語のほかにチュヴァシ語も使用されているのですが、公共交通機関の中のアナウンスが2言語だったのはいいですね、こういうの。ちなみにマリ・エル共和国のヨシカル・オラではロシア語のみでした。





チュヴァシ共和国の暮らしや民族衣装が紹介されています。

この町の見どころはこの川の周りに集中しています。ヨシカル・オラほどコンパクトではありませんが、徒歩で回るのが手っ取り早いです。ナショナル・ミュージアムはチュヴァシ・ドラマ劇場Чувашский драмтеатрの隣。橋を渡ると公園になっていて、散歩したり、路上ライブをやっていたりと、市民の憩いの場になっています。


橋を渡って一周します。




ところで、路上ライブで「私の祖国ロシア」的な歌詞の曲を歌っていた方がいたのですが、この情勢でこの歌詞をこの共和国で聞くと、どんな意図があるんだろうと考えてしまいますね。


こんなところに「12の椅子」のオスタップ・ヴェンデル。ちょくちょく、ロシア国内各所で見かけますな。


ところで、すでにいい時間なのですが、この日はなかなか食事にありつけず。

地方都市あるあるですが、土日の昼夜は町中のレストランは結婚式のバンケットで埋め尽くされていたのですよ。町中の適当な店に入ると、一見席があるように見えて、すべて断られてしまいました。最終的に、劇場裏にあるビール博物館の警備員のおっちゃんに泣きついたところ、「あそこなら大丈夫だろう」という一軒を教えてもらいました。

 

ロドニクРодник/Rodnik


行ってみたところ、地下にあるスタローヴァヤでした。時間が時間だったので選べるものは限られていましたが、チュヴァシの郷土料理が食べたいと尋ねたところ、カカイ・シュルペКакай-шурпе/Kakay-shurpeというスープを勧められました。臓物を煮込んだ塩味のスープですが、臭みは一切なく旨し。これはもう一度食べたい。あとは帰りの列車用のピロシキを買い込んで、再び鉄道駅へ。


駅のプラットフォームには、シュパシカルШупашкар/Shupashkarの文字が煌々と光っていました。チュヴァシ語だと、「チェボクサルィ」のことを「シュパシカル」と呼びます。


日中の暑さと、歩き疲れとで、車内では爆睡でした。

翌日モスクワ着。今日も暑くなりそうです。


 

2 件のコメント:

  1. ヨシカル・オラとチェボクサルィのご旅行お疲れ様でした。
    ロシアで2階建てバスを見かけた記憶がほとんど無いので、珍しい存在なのでしょうが流石大都市モスクワですね。もしくは運転手不足で、一度に大量に運べる2階建てバスの需要が増えているのかも?

    チェボクサルィくらいの大きさの街でも、週末は食べる場所に困ることがあるのですね。土日にそこまで貸切が多いとは知りませんでした。

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  2. いつもコメントくださりありがとうございます。発言しにくいことも多いのですが、移動や小旅行に支障は出ていません。

    返信削除

ヨシカル・オラとチェボクサルィ(マリ・エル共和国、チュヴァシ共和国)への旅(その2)

バスだと 15 、 41 、トロリーバス 1 、 4 、マルシュルートカ 7 、 7 э 、 44 など、多数あります。所要時間は約 30 分。 ところで、ここチュヴァシ共和国ではロシア語のほかにチュヴァシ語も使用されているのですが、公共交通機関の中のアナウンスが 2 言語だった...