キエフを去る直前になってしまいましたが、近郊線(エレクトリーチカелектричка)に乗ろう(実践編)です。前回分かっていなかったことも含めてお送りします。因みにタイトルは前回に合わせて「キエフから」となっていますが、今回は「キエフ駅に」向かいました。
今回の乗車駅はリヴォベレージナЛівобережна。その名の通りドニプロ左岸の駅で、地下鉄の赤線の同名の駅から線路沿いに歩くとたどり着けます。ここから鉄道駅のダルヌィツャを経由してキエフ・ピヴニーチナКиїв-Північна駅(いわゆるキエフ旅客駅Київ-Пасажирськийの近郊線ホームの名称)まで乗車です。
環状線全体図はこちら。赤線メトロを使えばすぐの所をわざわざ近郊線を使います。
まずは出発点のメトロ、リヴォベレージナに到着。実はここからわかりにくく、行ったり来たりしながら迷いました。メトロ駅の中には「すぐ左に向かうべし」と書かれていたのですが、でて左を見ると店で行き止まりになっているような。
しかし、よく見るとありました。店の脇に細い道があり、メトロの線路脇を平行に東に進むことが出来ます。
とはいえ、人が殆どいないので不安になります。途中、草むらでオヤジ二人が寝転がっていました。最後まで歩くと階段があり、それを降りると目の前に複線の線路、右手に駅のホームが現れます。
近郊線ホームはメトロの線路をくぐる低い位置にあります。
時刻表を見てびっくり。知りませんでした。朝の10時くらいまではそこそこ本数があるのですが、その後昼間は16時45分まで全くなく、その後一気に本数が増えます。要は、通勤の時間帯だけにしかないのですね。このあたりは。訪れた日は土曜日で更に本数が少なく、一時間程度待ちました。
ちゃんと書いてあります。改札もご丁寧にしまります。ただ、僕が訪れた時にはカシール(券売)のおばちゃんがいて、時間になったらチケットを売ると教えてくれました。
環状線の全ての駅名と乗り換え案内。
近郊電車のホームには改札口があります。長距離と違うのです。
料金は4G。環状線内はどこも同じ。また、8月31日から6Gに値上げするとのこと。
改札ゲートの本体一番上の小さな穴に切符を差し込みます。すると自動で中に引き込み始めます。半分くらい引き込まれたところで、切符は戻ってきます。
このように上部に黒いバーコードが印刷(感熱での印刷)されます。
放送も何もなく、イキナリ到着です。ビックリしながら急いで乗車します。自転車を一緒に載せてもOKです。
車内の様子。広軌なのに二列シート×2の贅沢仕様。
懐かしのミリツィヤ(民警)呼び出しボタンもあります。今捺すと誰が来るのだろうか。
結構大きなダルヌィツャДарниця駅に到着です。環状線は必ずダルヌィツャで一旦乗り換えです。柵を越えた隣は長距離列車ホーム。無料では入れるホームとそうでないホームとに区分してあります。
IC(インターシティ)の発着駅でもあるし、またハルキウやモスクワ方面とキエフを繋ぐ列車は必ずここを通ります。だからホームも多い。また貨物のヤードも大きいですね。
近郊線のホームは三面で、この通りの終端で線路は終わっています。これから乗る列車は一旦戻る感じで発車するわけです。
発車時刻を待つ電車たち。
一点注意です。ホームの電光掲示板。僕が乗った時には行き先だけあっていて、時刻は滅茶苦茶でした。改札のおばちゃんに確認してから乗車です。
ここまで乗車してきた線路と別れて、電車はほぼまっすぐにドニプロ川に向かいます。川越直前の駅リヴィー・ベレフЛівий Берег(左岸)。雨が降っていました。
次いでドニプロを越えます。
ヴォロディームィル聖公を右に見ながら川を越えました。
ヴィドゥビツキー修道院の最寄り駅(といっても歩くとちょっとあるけど)、ヴィドゥビチБидубіч駅に停車します。
ヴィドゥビチのバスターミナルが見えます。
キエフ・モスコフスシキーКиїв-Московський駅。しかし近郊線の場合、この駅は通過です。
キエフ・トヴォルヌィーКиїв-Товорний駅はなぜか通過です。ホームでおばあさんが座っていました。
こうしてキエフ旅客駅の脇のキエフ・ピヴニーチナ駅に到着です。終端ホームではなく通過可能なホームにつきました。因みに出る時、切符を見せたら改札の兄ちゃんがそのまま通してくれました。(2016.8.13)
(Kyiv, )
今回の乗車駅はリヴォベレージナЛівобережна。その名の通りドニプロ左岸の駅で、地下鉄の赤線の同名の駅から線路沿いに歩くとたどり着けます。ここから鉄道駅のダルヌィツャを経由してキエフ・ピヴニーチナКиїв-Північна駅(いわゆるキエフ旅客駅Київ-Пасажирськийの近郊線ホームの名称)まで乗車です。
環状線全体図はこちら。赤線メトロを使えばすぐの所をわざわざ近郊線を使います。
まずは出発点のメトロ、リヴォベレージナに到着。実はここからわかりにくく、行ったり来たりしながら迷いました。メトロ駅の中には「すぐ左に向かうべし」と書かれていたのですが、でて左を見ると店で行き止まりになっているような。
しかし、よく見るとありました。店の脇に細い道があり、メトロの線路脇を平行に東に進むことが出来ます。
とはいえ、人が殆どいないので不安になります。途中、草むらでオヤジ二人が寝転がっていました。最後まで歩くと階段があり、それを降りると目の前に複線の線路、右手に駅のホームが現れます。
近郊線ホームはメトロの線路をくぐる低い位置にあります。
時刻表を見てびっくり。知りませんでした。朝の10時くらいまではそこそこ本数があるのですが、その後昼間は16時45分まで全くなく、その後一気に本数が増えます。要は、通勤の時間帯だけにしかないのですね。このあたりは。訪れた日は土曜日で更に本数が少なく、一時間程度待ちました。
ちゃんと書いてあります。改札もご丁寧にしまります。ただ、僕が訪れた時にはカシール(券売)のおばちゃんがいて、時間になったらチケットを売ると教えてくれました。
環状線の全ての駅名と乗り換え案内。
近郊電車のホームには改札口があります。長距離と違うのです。
料金は4G。環状線内はどこも同じ。また、8月31日から6Gに値上げするとのこと。
改札ゲートの本体一番上の小さな穴に切符を差し込みます。すると自動で中に引き込み始めます。半分くらい引き込まれたところで、切符は戻ってきます。
このように上部に黒いバーコードが印刷(感熱での印刷)されます。
放送も何もなく、イキナリ到着です。ビックリしながら急いで乗車します。自転車を一緒に載せてもOKです。
車内の様子。広軌なのに二列シート×2の贅沢仕様。
懐かしのミリツィヤ(民警)呼び出しボタンもあります。今捺すと誰が来るのだろうか。
結構大きなダルヌィツャДарниця駅に到着です。環状線は必ずダルヌィツャで一旦乗り換えです。柵を越えた隣は長距離列車ホーム。無料では入れるホームとそうでないホームとに区分してあります。
IC(インターシティ)の発着駅でもあるし、またハルキウやモスクワ方面とキエフを繋ぐ列車は必ずここを通ります。だからホームも多い。また貨物のヤードも大きいですね。
近郊線のホームは三面で、この通りの終端で線路は終わっています。これから乗る列車は一旦戻る感じで発車するわけです。
発車時刻を待つ電車たち。
一点注意です。ホームの電光掲示板。僕が乗った時には行き先だけあっていて、時刻は滅茶苦茶でした。改札のおばちゃんに確認してから乗車です。
ここまで乗車してきた線路と別れて、電車はほぼまっすぐにドニプロ川に向かいます。川越直前の駅リヴィー・ベレフЛівий Берег(左岸)。雨が降っていました。
次いでドニプロを越えます。
ヴォロディームィル聖公を右に見ながら川を越えました。
ヴィドゥビツキー修道院の最寄り駅(といっても歩くとちょっとあるけど)、ヴィドゥビチБидубіч駅に停車します。
ヴィドゥビチのバスターミナルが見えます。
キエフ・モスコフスシキーКиїв-Московський駅。しかし近郊線の場合、この駅は通過です。
キエフ・トヴォルヌィーКиїв-Товорний駅はなぜか通過です。ホームでおばあさんが座っていました。
こうしてキエフ旅客駅の脇のキエフ・ピヴニーチナ駅に到着です。終端ホームではなく通過可能なホームにつきました。因みに出る時、切符を見せたら改札の兄ちゃんがそのまま通してくれました。(2016.8.13)
(Kyiv, )
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