2026年7月19日日曜日

7月のモスクワ

 最近のモスクワは、相変わらずドローン攻撃があり、また連日雨天が続いていましたが、やっと夏らしい空になりました。世間は夏休みで、街中にはこんなレジャーブースが設置されています。

 地下鉄バリカードナヤ駅前。平日昼間から子供たちがテニスをしていました。

 中心部はこのように平和な様子ですが、ドローン攻撃を受けた郊外だとそうではないのだろうなあ。

 ほかに気づいたところでは、従来も一部の地下鉄駅のコンコースに募兵デスクが置かれていたのですが、これまではそれがなかった駅にもちらほら設置されているような。リクルートに力を入れなければいけないという現状の現れなのですかねえ。いずれの駅でもスタッフが一人、デスクに座っているのですが、立ち止まっている通行人は見たことがありません。

2026年6月20日土曜日

もう少しだけ

 先日書いた通り、ここ最近、連日のようにモスクワにアレが飛んできています。特に攻撃が大規模だったときは、主要空港が一時的に離発着を停止し、国内フライトがキャンセルになったり、モスクワの代わりにサンクトペテルブルグのプルコヴォ空港に振り返られたりと、影響が出ていました。ほかにも、以前このブログでも紹介した商業施設「サドヴォド」とそれに隣接するショッピングモールで火災が発生し負傷者が出ました。気になる石油関連施設については、モスクワ郊外だと小規模のガソリンスタンドを中心に品切れや制限付き販売、あるいは価格高騰がみられるとのこと。
 
ところで、地方都市を訪問しているときは非常事態省からSMSで注意喚起のアラートが届いていたのですが、モスクワではまったくそういう通知は来ていません。ニュースで黒煙の立ち上る現地の様子を見て初めて状況を知ることになっています。モスクワ郊外では負傷者が出ているので、アラートが来て当然の状況ではないかと思うのですが。
 
独立系メディアの報道だと、現場付近の人々はアラートのSMSも届かなかったし警報も鳴らなかったと証言しているとか。これもモスクワの住民が暴動を起こさないように、戦争を感じさせないようにする一手なのですかねえ。春以来のネット規制もありますし、加えてさすがにこれだけ派手に燃えていたら、戦争を間近に感じないことなど無理だろうと思いますが、どうなんだろう。
 
尚、燃えている写真は掲載しません。ネットへの掲載はホントにマズいらしいので。

 

 

 

2026年6月19日金曜日

アレが連日飛んで来てますね

近況です。

最近は、6/7を除き、ほぼ毎日ですね。アレが。幸い自分のところではないのですが。

モスクワにいると非常事態省のSMSアラートが届きません。他地域にいると届くのですが。

2026年5月17日日曜日

グロズヌィ駅がハラール基準ゲット

 チェチェンのグロズヌィ駅が、ロシア・ムフティー協会から「ハラール」の基準を得たとのこと。ロシア鉄道の駅としては初めてらしい。

https://vz.ru/news/2026/5/15/1419337.html (労働新聞より)

 しかし、話はズレますが、ムスリムの人って、「アレ」を総じてどう考えているのだろう。スラブ人の一体性を論じられても、ピンとこないし、他人事(北コーカサスは別として)かも。ただ、ヴォルガ流域のムスリム地域にもウクライナから長距離ドローンなどが襲来しているから、そうでもないのだろうか。

写真も「労働新聞」から。


2026年5月3日日曜日

パスハ2026と有人宇宙飛行65周年

溜め込んでいた記事です。今年のパスハは412日でした。この時期、猫柳を持って歩く人が増えますね。

これは花屋にて。

 

これは高級クリーチ。

 

スーパーにも例のごとく、クリーチが並びました。

 

 

ところで、今年は隣にこんな菓子箱が。

 

412日は、ユーリー・ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行の日。今年は偶然ですがパスハと重なりました。また、今年は初の有人飛行から65周年なので、ロシア全国でイベントが開かれていました。

 

元マクドナルド「フクースナ・イ・トーチカ」では、国営宇宙企業ロスコスモスとコラボしたおまけ付きコンボを発売。このフィギュアはレゴみたいですね。 


元ケンタッキー「ロスチックス」は、宇宙博物館とコラボ。

 

これはモスクワ某所にて。

 

 

2026年4月25日土曜日

サハ共和国への旅6 ( ヤクーツクのバスターミナル)

 ヤクーツク市からの都市間移動ですが、この町には鉄道が通っていません。そのため長距離移動できる公共交通機関はバス、そして飛行機です。バスターミナルはレーニン広場から徒歩15分ほどの距離です。

 

所在地:г. Якутск, ул. Октябрьская, 24/ YakutskOktyabrskaya Street, 24

営業時間6:30-21:30

https://avtovokzal-yakutsk.ru/


バスターミナル外観。大きな表示が屋根の上にあるので、遠目でも目立ちます。

赤十字マークの付いた手前の1階建ての建物を迂回すると、バスターミナルの入り口が見えてきます。


入口は階段の上にあります。


バスターミナル営業時間。上の看板は、表示がロシア語とヤクート語併記です。


さっそく中に入ります。

この警備員のいるところが外からの入り口なのですが、ロシアだと往々にしてよくある金属探知機がゆるくて、ただ通過するだけで済みました。かつてはどこもこうだったなあ、ポケットの中身を出すのも地味に面倒なので、これくらいがいいなあと思ってしまいますね。

 

チケット売り場。

 

時刻表の電光掲示板。近く出発する便しか表示されていなくて残念。

 

サハ共和国内の地図。ところで、よくわからないのですが、この各地区への定期バスはあるのだろうか。同バスターミナルのウェブサイトでは、例えばヤクーツク発だとモフロソロフМохсоголлох/Mokhsogollokh、ベルディゲスチャフБердигестях/ BerdigestyakhハティルィクХатырык/ KhatyrykテフテュルТехтюр/Tekhtyur行きしか出てこないのですが、ほかはどう接続しているのだろう。都市間タクシーはあるので、チャーターするか、これに乗り合わせるのでしょうか。


ところで切符売り場にはこの大量の張り紙です。


「ニジニ・ベスチャフ鉄道駅への移動は第204小地区のナムィフНамыв/Namykh駅からです」(上の写真右下)。ヤクーツクには鉄道がないので、ニジニ・ベスチャフНижний Бестях/ Nizhny Bestyakhが最寄りの鉄道駅となります。ここから乗車するとブラゴヴェシェンスクБлаговещенск/ Blagoveschenskに出られます。レナ川を渡る接続は、事前のネット調べではよくわからなかったのですよねえ。これで納得。

ほかにも、ここに居合わせた地元住民の乗客氏がこんなことを言っていました。前日このバスターミナルを訪れてレナ川の石柱への行き方を切符売り場で尋ねたところ、「ちょうど明日、日帰りツアーがありますよ。3500Rです」と言われたとのこと。目立つように貼ってある4200Rのものとはまた別です。地元の人すらこうなので、よそ者には難易度高し。

 

ちなみにレナ川の石柱ツアーは数多くの旅行会社が催行していますが、ネット情報や実際に問い合わせて確認できたところでは、冬季だと個人ツアーで2万~35000Rでした。グループツアーだと1人当たり3500Rが底値で、最高で15000R。そのため張り紙にある4200Rでも十分安いです。バスの出る曜日や時間が異なるので、シーズンごとに要確認。土日だとやっている会社が多いので、確実に狙うならここです。夏は船を使用することになり、12日のクルーズになるので、3500045000Rほどかかるんだとか(現地スタッフ談)。

 

ターミナル内には食品小売店、カフェ、土産屋のほか、薬局や、さらには宝飾店までがあります。

下段にある杯は、北方先住民族が使うチョローン(ヤクート語Чороон/ロシア語Чорон)。また写真外ですが、隣の薬局に並んでいた薬の値段はモスクワの1.5倍ほどでした。


写真右奥のドアからプラットフォームに抜けます。


 

警備員もいませんし、スムーズにプラットフォームに出られました。

随時、バスがプラットフォームに入るたびに構内アナウンスが入ります。寒いので、アナウンスが入ってからプラットフォームに出るのが吉かと。

 

 

2026年4月18日土曜日

サハ共和国への旅:その5 ヤクーツクの市場

 かつて-50℃を体験するためにヤクーツクを訪問したつわものの同僚が、目を輝かせて、「市場では、魚が立てて置いてあるんだよ!」と語っていました。普通の魚屋やスーパーの魚コーナーでは寝かせて置いていますが、この地ではカチコチに凍っているので、縦に直立させて売っているのだというのです。

 

クレスチヤンスキー市場(Крестьянский рынок/Krestyansky Market

所在地УлЛермонтова, 62. корп. 2/Lermontova Street, 62к2

レーニン広場から徒歩約20分。停留所「レーニン広場」から19番バスで約10分。

 

百聞は一見に如かず。というわけで、行ってきました。

 

現地スタッフ曰く、2月頃の極寒の時期を過ぎると屋外コーナーでの販売はしなくなるとのこと。確かに閑散としています。

広くないので、すぐ一周できます。あったぜ、立てて置いてある魚!

 

 

ほんの少しですが、3月はせいぜい-20℃までしか冷え込まず、日中は氷点下一桁台なので、これだけでもあってラッキーだったと思うことにします。極寒の時期だと各種の魚、肉、ジビエ、毛皮などが大量に並んでいて壮観なようです。

 

屋内市場へも入ってみます。

 

建物は2階建て。


1階はサハ共和国のお土産を中心に、主に生鮮食品以外を扱っています。


この白や茶色のふさふさしたものは馬の尾の毛です。

これほど大仰なものではありませんが、今でも馬の毛で作った製品は地元の人々の日常生活内にあるようです。最もよく見かけたのは、馬の毛と邪悪な精霊から身を守る記号のついたお守りで、自動車のフロントガラスに吊るされています。ほかの地域だと小さなイコンだったりしますが、ここでは馬の毛の交通お守りです。

 

北方先住民族は橇で移動するときに目を風や雪から守るため、ゴーグルを着用していました。これは現代のお土産用。カラフルです。

 

この風車のような形の道具は泡だて器だそうです。これでミルクを混ぜるのは骨が折れそうだなあ。

 

続いて2階へ。ここは魚や肉屋が並んでいます。

 

魚コーナー。

ロシア語で「チールЧир」という、大きな淡水魚が多かった。ブロードホワイトフィッシュBroad whitefishという、サケマス科の魚だそうです。ほかも基本的に淡水魚ばかりですね。ここには赤いイクラもありました。これはマガダン産。

 

肉コーナー。「トナカイ肉、仔馬肉」。この地ではよく売っています。


ハム、サラミ、脂身のサーロなどがずらり。


現地スタッフやホテルのコンシエルジュなど、地元の人々は、肉や魚をモスクワへのお土産にするならここで真空パックのを購入するのがいいと、口をそろえて言っていました。試しにここの店員の勧めるトナカイ肉の燻製を買って食べてみましたが、ジビエ特有のクセがなく美味でした。

 

このような普通の食品を置いている売店もあります。

 

ところで、市場周辺にはうまい食事処があるもの。そこで現地スタッフやホテルのコンシエルジュに尋ねたところ、全員が「市場で食事はやめた方がいい」と断定的な口調。何かあったのか。

実際のところ、市場内に食堂やカフェは、ざっと回った限りでは見当たりませんでした。総菜くらいはあったのかもしれませんが、しかしここはアドバイスにおとなしく従うことにします。

 

続きます!

7月のモスクワ

  最近のモスクワは、相変わらずドローン攻撃があり、また連日雨天が続いていましたが、やっと夏らしい空になりました。世間は夏休みで、街中にはこんなレジャーブースが設置されています。  地下鉄バリカードナヤ駅前。平日昼間から子供たちがテニスをしていました。  中心部はこのように平和な...