2025年7月4日金曜日

ベロゼルスクへの旅(実践編2)

続きです。

橋を渡ってクレムリンに入ります。

 



ガイド氏が見せてくれた、ロシアを開いたリューリク三兄弟。左からシネウスがベロゼロ、リューリクがノヴゴロド、トルヴォルがイズヴォルスクに居住したと、年代記には書かれているので、それを描いたものです。伝説なんだろうけどねえ。

クレムリンを俯瞰した写真。上の大きな道路が橋です。写真内の建物は、すべてではありませんが、一部中に入って見学可能です。この日は中央部分にある白く玉ねぎ型の屋根が着いた教会と、その隣の現在博物館になっている建物のみ入場できました。


外周は歩けるようになっています。



なるほど、砦です。土塁と堀。


奥の白い教会、スパソ・プレオブラジェニヤ寺院Собор Спасо-Преображенияに入ります。1692年建立。中は修復が進んでいます。




昼食をはさんで、続きます。

2025年6月30日月曜日

ベロゼルスクへの旅(実践編1)

 
久しぶりのヴォログダ駅舎。初めて来た時からちょうど20年。


駅舎内にはコインロッカーあり。前回はあったかな? QRコードを読み取って支払えるとのこと。


慌てず、隣のバスターミナルにも行ってきました。バス時刻表なり。


こちらは近郊バス時刻表。




さて、この後は集合時間にバスに拾ってもらい、ベロゼルスクを目指します。3時間くらい移動し、途中でガソリンスタンドで休憩をはさみ、昼前に到着しました。この時期は景色がよい。




やっと到着です。

ベロゼルスクの町中に立つ、名所をまとめた地図。


さっそく郷土博物館へ。



ベロゼルスクのクレムリンの模型。ここは土塁が残っていたり、一部教会が修復されていたりするので、後ほど本物を見に行きます。



1415世紀のベロゼルスク公国。



17世紀~18世紀前半のベロエ湖周辺の修道院。


博物館内はもう少し展示があるのですが、説明付きでも1時間あれば終わるほどの規模でした。ここから近くのクレムリンに向かいます。


今回はここまで。


2025年6月22日日曜日

ベロゼルスクへの旅(モスクワから)(準備編)


ロシアの北方、ベロエ湖Белое озеро/Lake Beloeのほとりに、ベロゼルスクБелозерск/ Belozerskという小さな町があります。862年に誕生したとされる、ロシアの古都のひとつです。

 

以前訪問したキリロフКириллов/Kirillovやフェラポントフ修道院Ферапонтов монастырь/Ferapontov monastyrから近いのですが、ここは未踏だったので、改めてチャレンジしてきました。が、まずは準備編ということで。いつもの如く悩みました。

 

ベロゼルスクは州都のヴォログダからはおよそ200キロ。


鉄道は通っておらず、最寄りの鉄道駅はチェレポヴェツとなります。ヴォログダやチェレポヴェツからベロゼルスク行きのバスが出ています。


①まずはヴォログダまでの足。


モスクワからは飛行機、列車、バスとありますが、妥当なのはこの夜行列車か。

モスクワ(ヤロスラヴリ駅)→ヴォログダ 





ヴォログダーベロゼルスク間はバス12便ありますが、曜日に注意。

ヴォログダ→ベロゼルスク どちらも平日はありますが、前者は日曜休み、後者は土曜休みとなっています。

ベロゼルスク→ヴォログダ こちらは、前者は平日のみ、後者は毎日。行ったバスが戻ってくるものと考えられるのですが、うーん、本当か?







帰路、ヴォログダ→モスクワの列車ならこれか。


②チェレポヴェツ経由を考えるなら。


チェレポヴェツ-ベロゼルスク間の方がバスは多いです。こちらを拠点にするとこうなります。

 

モスクワ→チェレポヴェツ  

列車はヤロスラヴリ駅、バスならセヴェルヌィエ・ヴォロータから。





料金は上がりますが、以下のバスもあります。「ビッツァБитца/Bittsa」バスターミナル



チェレポヴェツーベロゼルスク間のバスのうち、利用できそうなのはこのあたり。


往路:チェレポヴェツ→ベロゼルスク




復路、ベロゼルスク→チェレポヴェツ






チェレポヴェツ→モスクワ うーん、接続が厳しい。



自力で行くなら、モスクワからチェレポヴェツに出て、8251035のバスに乗ってベロゼルスクに向かい、 当地から14501700のバスでチェレポヴェツに戻るというルートしかありませんね。それからベロゼルスクはかなり小さな町なので、特に夏の観光シーズン以外に行く場合は、博物館などは営業しているか事前に電話して確認した方がよさそうです。

 

ヴォログダ発の現地ツアーも確認してみたところ、ベロゼルスクはキリロフ、フェラポントフ修道院とセットのコースで、12日で週末催行が多いようです。しかし探していくと、ベロゼルスク単体で日帰りプランもたまにあります。現地滞在時間も自力で行くより長く取れるため、今回はこれを利用することにしました。


2025年6月17日火曜日

2. シトラ Ситора/ Sitora

次に紹介するのはシトラ。地下鉄ソコルСокол/Sokolから徒歩3分、営業時間9:00~23:00



ソコル駅の6番出口を出て道路を1本渡るとすぐです。その途中にも1軒、別のチャイハナがあります。


店内に入るとソファの席が並んでいます。お昼どきには満席になりますが、隣の席との間隔が広めで、混んでいなければゆっくり過ごせます。



通路から右手のスペースにさらに席あり。



メニュー。ウイグル式ラグマンは290R



ウズベク式ラグマンは270Rです。




焼きラグマンは300R


ウイグル式ラグマン。メニューに掲載されている原材料には「白菜」と書かれていたのでどんな具が載ってくるのかと思いましたが、出来上がりはいたって普通の具沢山のラグマンです。麺はコシが強く、スープは出汁とトマト味のバランスがよくてかなりおいしかったです。


こんなご時世はラグマンでも食すに限ります。

2025年6月8日日曜日

安いラグマン屋(2025年)1(チャイハナ、ドルジバ・ナロードフ)

 ラグマン屋シリーズを溜め込んでいましたので、放出します。ラグマンは永遠の口の友!

ドルージバ・ナロードフДружба Народов/ Druzhba Narodov

地下鉄コジュホフスカヤから徒歩5分、24時間営業





住宅の前にこのような横長の低い建物があります。写真の中央、チャイハナЧайханаと白い字で書かれているところから中に入ります。店は地下にあります。




店内の様子。写真の右側にも対称に同様の席があります。



メニューはかなり豊富です。これはスープ。ウズベク式ラグマンは290Rです。500gとなかなかの量。これはいい。



シュルパだけで何種類もありますね。豪快に骨付きラムの入ったものは肉たっぷりでうまそうです。


プロフにケバブ。


ウイグル風ラグマンはメインディッシュのページにありました。これは310R。焼きラグマンは320R




シャシリク各種。


やってきました、ウズベク式ラグマン。野菜も肉もゴロゴロと入っています。ブイヨンの味がやさしいです。セロリがシャキシャキしてうまし。





ベロゼルスクへの旅(実践編2)

続きです。 橋を渡ってクレムリンに入ります。   ガイド氏が見せてくれた、ロシアを開いたリューリク三兄弟。左からシネウスがベロゼロ、リューリクがノヴゴロド、トルヴォルがイズヴォルスクに居住したと、年代記には書かれているので、それを描いたものです。伝説なんだろうけどねえ。 クレムリ...