2025年3月26日水曜日

ヴィンテージショップ「メイド・インUSSR」

野外の蚤の市をめぐるには寒すぎる時期のヴィンテージショップ巡り。ここは有名なのでご存じの諸兄姉も多いのでは。

 

メイド・インUSSR Сделано в СССР/Made in USSR

所在地 地下鉄エレクトロザヴォツカヤから徒歩3

Большая Семёновская, 10с13/Bolshaya Semyonovskaya Street, 10с13

公式ウェブサイト antikvintage.ru

青のエレクトロザヴォツカヤ駅の出口を出て右手に回ると、地図上の大きな道路に出ます。そこからまっすぐ道なりに進みます。


この日は付近にこんな車が。「ほぼすべて買い取ります!」との謳い文句。これでご家庭の不用品を買い取りに行くようですね。

店はここ。上の方に赤い文字で看板があります。自動車の陰になっていますが、この小さな入り口から中へ入ります。

建物に入って早々、ディープな空間が。

二階へ向かいます。

レーニンさんが迎えてくれます。

 



店内はかなり広く、文字通り何でもあります。
いつ来ても、見ているだけでも十分楽しめます。今日もいろいろと物色。

ソ連時代の賞状や身分証、メダルの数々。

大量の旗とピオネールの制服。

ピオネールのタイを巻いたレーニンさん。年齢オーバーですが似合ってますよ!

砂糖、塩、重曹、そして数々の缶詰。中身はどうなっているんだろう。

こっちの壁一面は酒、酒、酒。

天井も圧巻です。


50ルーブル均一。ほかにも、100ルーブル、200ルーブルなど、均一価格の商品コーナーがあります。食器が多かったですね。

 



突然、こんなところに大統領。誰か、売ったんですねえ。いかんですな。


2025年3月20日木曜日

ヴィンテージショップ「チュモダン」

寒波の来ているモスクワでは、週末にどこに出かけるかもやや考えもの。蚤の市は野外なので寒すぎる。ということで、久々にソ連時代のレトログッズを取り扱うヴィンテージショップに行ってきました。

 

チュモダン Чумодан/Chumodan

所在地 地下鉄ドゥブロフカДубровка/Dubrovkaから徒歩10

1-я Машиностроения, 10/ 1st Mashinostroyeniya Street, 10

公式ウェブサイト chumodan.com


ここはかなり広く、数部屋に渡るフロアを店が占めている。


一番広い衣類コーナー。ここはレトログッズというより、普通のセカンドハンド。

食器は数が多く、店の中の棚という棚に置いてありました。

ロシア友の実家にお邪魔したときに見たことのあるものがちらほら。

この先は本のコーナー。こちらもかなり広い。今度、しっかり時間を取って吟味したい。

 
通路の上に白い人間のオブジェがありますが、この店は「これも売り物なのか?」というような絵やアートも飾ってありました。



そのすぐ隣には生神女マリアのお姿。売った人がいるということですね。いいのか?!
さすがに日本のセカンドハンドでは宗教関係の物品は見たことがないので、ちょっと驚き。

少ないながら、ロシア各地の民芸品もあり。

人がいたので撮れませんでしたが、白黒写真や古い手紙、コイン、ピンバッジなどもかなり数多く取り扱っていました。ソ連グッズを専門に収集しているという感じではありませんが、通っているうちに出会いがあるかもしれぬ。


2025年3月17日月曜日

SIMカードの取得時の手続き(日本人にも適用)について:続き

その後、携帯電話事業者から案内が来ました。https://www.beeline.ru/redp

それによると、ロシアで携帯電話SIMカードを契約する外国人は全員ゴスウスルーギ(Госуслуги)に登録し、続いて銀行で生体データを届け出てからでないと使えなくなるとのこと。すでに持っているSIMについても、7月1日までに手続きをしないとブロックされることになるそうです。これまでゴスウスルーギを全力で避けてきたのに…。だって面倒&時間がかかるのですよ。


それにしても、この法改正はかなり無理がある立て付けになっていると思います。観光客であっても、ロシア国内でSIMカードを購入したければ、ゴスウスルーギにアカウントを作って登録しないといけないのです。でも、その一方で、ゴスウスルーギに登録するには社会保険番号(СНИЛС)が必要なのですが、観光客にロシアの社会保険番号が要るわけありませんよね!加えて、第一、ロシアの役所に行ってロシア語オンリーでやり取りしないといけません。数日を費やしますし、滞在日数の短い観光客には役所で過ごす余分な日数などありません。


もっと言えば、観光客だけでなく、出張者、帯同家族、留学生など、ロシア国内にいますが就労資格のない外国人も相当にいるわけです。その人たちはロシアの社会保険番号を持っていません。でも、ロシアで電話番号を持ちたいなら、必須になったのです。


それに、コロナ中にネットでの決済や事前購入する機会がとても増えたのですが、メアド以上に電話番号を要求されるのです(メアドは不要なことも多いですが、携帯電話番号は絶対に要求されます)。ロシアの電話番号でないと認証できないこともあるので、結局、ここにいてまともに生活したければ、携帯電話を持たないわけにいきません。カード決済の機会も多いですが、ロシアの銀行でカードや口座を作るなら電話番号が要りますし、ネット決済時には二重認証でスマホに暗証番号が送られてくるので。


あわよくば、「やっぱりなし!撤回!」となってくれないかなと、うっすら期待を持ちながら・・・

2025年3月13日木曜日

ロシアにおける外国人の登録や携帯電話契約(SIMカード購入)について在ロ日本大使館より

とりあえず、事実のみ。

面倒になりそうな予感がします(きちんと見ていなかった・・・)。ちょっと調べてまた報告します。ブログで報告できそうならば。

簡単に言えば、現地シムの購入が一手間かかる、しかも相当面倒になりそうだというもの。

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外国人と携帯電話事業者との契約手続きについて、1月1日から次のとおり変更となりますので、ご留意ください。
(1)ロシアの法改正により、日本人を含む外国人と携帯電話事業者との契約手続きが変更され、同法が定める手続きによる人定事項が確認された後にサービスが開始される。
(2)外国人と携帯電話事業者との既存の契約についても、7月1日までに新たな手続きに従うようにするか、サービスの提供を停止することを義務づけている。

1.今般、ロシア外務省から、外国人と携帯電話事業者との契約手続きの変更を含む法改正について以下のとおり通知がありましたのでご留意ください。
(1)連邦法「通信について」の法改正(2024年8月8日可決)が2025年1月1日から発効する。
(2)同改正には、外国人及び無国籍者に対する携帯電話サービスの提供に関する新たな規則が含まれている。
(3)携帯電話サービス提供に関する外国人及び無国籍者との契約は、人定確認書類を提示するとともに、契約者に関する情報の真実性が統一ポータル及び生体識別情報統一システムによって確認されることを条件として、締結される(第45条1項)。また、携帯電話サービスは、外国人に関する情報の真実性が確認された後にのみ提供できる(第44条1.1項第7パラ)。
(4)また、同法は、2025年7月1日までに、携帯電話事業者に対して、これまでに外国人及び無国籍者との間で締結された契約を新たな規則に従うようにするか、サービスの提供を停止することを義務づけている。
(5)なお、実際の制度運用に関する詳細については、携帯電話事業者にご照会ください。

2.また、下記のロシア外務省の関連サイトに追って詳細情報が掲載される由ですので、併せてお知らせいたします。
https://mid.ru/ru/activity/voprosy-gosudarstvennogo-protokola/
https://dgp.mid.ru/currentinfo/information.php
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2025年3月12日水曜日

ヴィンテージショップ「ソコル」

以前、ヴィンテージショップ「ウーリツァ・レーニナ」をご紹介しましたが、その姉妹店になります。非常にアクセスのよい場所にあります。

 

ヴィンテージショップ「ソコル」Винтажный универмаг Сокол

所在地:Ленинградский просп. 78к1/Leningradskiy Avenue, 78к1

地下鉄駅ソコル(Сокол/Sokol2番出口から徒歩1

営業日 毎日10:0020:00

公式ウェブサイト retrotovar.com


2番出口から地上に出て右手に進み、すぐの曲がり角をさらに右折すると、


このような看板が見えてきます。

入店すると、すぐに大量のレトログッズがあふれております。

入口横の金物コーナー。昔見たことのあるものがぼちぼち紛れています。



食器コーナー。価格帯はちょっと高めな気がします。

グジェリのフィギュア。これまで見てきたヴィンテージショップの中では数が豊富です。


大量のピンバッジ。

この部屋は本コーナー。

大人気のポストカード。この日もじっくり吟味するお客さんがいました。

衣料品。

通路が狭く、店のスタッフも大量のモノの背後にあるデスクにひっそりと座っていたりするので、どっきりすることがあります。ですが、「引き出しを開けたり、自由に見ていいですよ」と声掛けしてくれるので、適度に親切でいいです。

 


突然のガスマスク。

2025年3月10日月曜日

モスクワに春の兆し

 (「当日」が過ぎてしまいましたが、)38日の国際婦人デーを前に、花屋にミモザが並んでいました。

別の場所では、路上でミモザを売っている高齢女性も見かけました。これを見ると、やっと春だなあという気持ちになりますね。

2025年3月6日木曜日

マースレニツァ2025

今年もマースレニツァМасленица/Maslenitsaが始まり、そして終わりました。224日(月)~32日(日)まででした。その直前の週末からモスクワ市内でマーケットが開かれていましたのでその時の写真をば。

 

ここはマネージ広場の会場。




シンボルの太陽とブリヌィ。


民族衣装を着たスタッフたちとは記念撮影できます。子供たちは撮影後、お菓子をもらっていました。

このほか、特設ステージも用意されていて、時間帯によってはコンサートもやっています。

 


 

ブリヌィの屋台。寒い中、行列ができていました。




バターたっぷり。

僕もマースレニツァの間に1回くらいは食べようかなと、「テレモク」あたりで食します。

 

ところで、こうやくんの周囲で最も信心深いロシア正教信者の知人に、実際のところマースレニツァの間にどれくらいブリヌイを食べるか尋ねたところ、げんなりした顔で「こればかり食べるよ、もう食べたくないと思うくらい」とのこと。マースレニツァのあとの40日の大斎期、すべての食事ルールを守っているためです。肉や魚だけでなく、ブリヌィに入っているバターも、牛乳やケフィールも摂取してはいけないのですが、「これだけ食べたら、もうしばらくブリヌィは食べたくなくなるから、大丈夫」なんだそうです。実践している人の口から聞くと、ずいぶんと過酷なものを感じます。


きれいですが、もしや新年のツリーを再利用しているのだろうか。

 

ヴィンテージショップ「メイド・インUSSR」

野外の蚤の市をめぐるには寒すぎる時期のヴィンテージショップ巡り。ここは有名なのでご存じの諸兄姉も多いのでは。   メイド・イン USSR   Сделано   в   СССР /Made in USSR 所在地 地下鉄エレクトロザヴォツカヤから徒歩 3 分 Большая С...