2025年1月14日火曜日

ドニプロ・ハルキウ間列車の高速化

ウクライナ鉄道のサイトより。ドニプロ・ハルキウ間の列車が、これまでより40分短縮し、4時間を切る形で両市を繋ぐとのこと(1月21日から)。
ドニプロ1609-ハルキウ2003
ハルキウ0933-ドニプロ1322



直線距離としては250キロ程度かと思うので、以前も書いたのですが、日本の新幹線のようなものが導入されれば場合によっては1時間強程度で両市を結べそう。広大な国土を持つ国にこそ、高速鉄道を!
 

2025年1月4日土曜日

ジェド・マロース列車(2025)モスクワ到着

ウスチュークから始発の恒例のジェド・マロース列車がようやくモスクワ(キエフ駅)に到着したとのニュース。


ニジニ・ノヴゴロドに到着したときの様子がyoutubeにアップされていました。

https://www.youtube.com/watch?v=JVThdWHXIrc

こちらはキーロフ駅での様子。

https://www.youtube.com/watch?v=cKYAe2JWWzs

しかしまあこの列車、日が暮れて、真っ暗になってから走っているのを見ると、昔観たさよなら銀河鉄道999に出てくる「機械化特急」(と言ったかな?)を思い出してしまいます。車体が見えずに、不気味な光のラインだけが尾を引くという・・・

2024年12月31日火曜日

新型車両二点

いろいろと事情もあって、テーマ選びが大変です。そういうわけで今回も小ネタなんですが、新型の車両二点。

まずはウクライナ鉄道が公開した戦地からの病人搬送用車両の内部。昔の日本の国鉄寝台のようにレールに平行してベッドが置かれており、比較的快適かと。



こちらはロシア鉄道が公開した新型のクペ(二等寝台)の内部。新車だからきれいに見えますが、写真が悪いのですかね、居住性はいいのか悪いのか。ベッドが狭く見えるのですが、落ちないかな。



ではでは、みなさま良いお年を

2024年12月26日木曜日

チェルニヒウ・ラヒウ間直通列車設定

 ウクライナの鉄道の様子はちょっと追えていないのですが、ウクライナ鉄道の頁によると、この年末シーズンにチェルニヒウ(チェルニゴフ)とラヒウ間で直通列車を走らせるとのこと。「開戦」時、ロシアとの国境に近いチェルニヒウ辺りは相当に攻撃されたと聞きますが、現在の様子はよくわかりません。とは言え、こんな記事を見ると、それなりに生活ができる状況にあるのでしょう。
*ウクライナ鉄道頁より。



 

2024年12月21日土曜日

平和な2025を希求します

ご存じの方もいるかと思いますが、18日の夕刻、ペテルブルク発ムールマンスク行きの列車が貨物列車と衝突し、29人が死亡する大惨事となりました(ただ情報源によっては30人を超えたとも)。ニュース等で、脱線した車両や散らばった乗客の荷物の映像・画像が流れております。その事故処理がようやく昨日おわり、通常運転に戻ったとのこと。

事故原因はいろいろと言われていますが、どこか遠いところで国力の「散漫」と関係があるような気もしないわけではないところ。勝手な想像ですが。

ともかく静かな2025年になってもらいたいところ。



2024年12月20日金曜日

アルメニア・アラヴェルジのバスターミナル

年の暮れが近づいてきました。今年の写真を見直していたところ、公益になると思われるものを発見したので、今更ですが掲載します。

 

アルメニア北部にアラヴェルジという町があります。ジョージアの首都トビリシとアルメニアの首都エレバンの中間に位置しています。

アラヴェルジの近郊には991年に建立されたハフパット修道院や10世紀に建築の始まったサナヒン修道院といった、世界遺産に登録されている古拙修道院があります。


さて、この町で一泊し、そこからエレバンに移動したのですが、宿選びをどうすべきか迷いました。バスターミナル付近に宿を取りたいものの、この町は川沿いと、対岸のサナヒン修道院に近い山の上に点在しているのです。またインターネットで検索すると、地図上で「バスターミナル」と表示される場所のほかにもバスの発着場所があるらしく、これは現地入りして確認するしかなさそうです。この二つはかなり離れているので、とりあえずグーグルでもヤンデックスでも共通して表示される「バスターミナル」と書かれている地点から直線距離で徒歩圏にあり、かつ旅の先達がかつて宿泊した、川の左側エリアにあるホテルを予約しました。


グーグルマップだと、中心部はこうなっています。

しかし、この川の左側エリア、グーグルマップでは自動車道に沿って歩く、徒歩だとずいぶん長いルートが表示されるのです。川と線路があるためなのですが、途中で超えればすぐなのに。

 

こちらはヤンデックス地図。徒歩ならこちらの方が分かりやすいです。実際にはこの地図の中心部の黄色い四角で囲んだ位置に陸橋があります。元のマップにも点線の道が表示されています。


実際の陸橋はこれ。この近くまで来れば、利用者は常にいるので、後をついて行けばたどり着けます。



陸橋からはこの風景。

アラヴェルジの町中はこんなバスが走っています。

陸橋を降りてから左折し道なりに歩いていくと、道路右側にこのような建物が見えてきます。スーパーマーケットKATAが目印。この建物の裏側の駐車場のような場所にミニバスが数台停車しています。エレバン行きのバスはそこから11:00に出発します。


この並びにあった両替所。一番上がUSDなのは当然として、RUB2番手なのか。

僕は前日にホテルでこのバスの出発時間を聞き、さらに念のために1時間前にバスターミナルに赴いて再確認しました。出発20分前にはその場にいた方がよさそうです。

このバスは11:00にアラヴェルジ発、16:00エレバン発です。

途中、ヴァナゾルՎանաձոր/Vanadzorで停車。ここでも乗客の乗り降りがありました。


ここからしばらく行った先で、給油を兼ねた休憩あり。

アルメニアやジョージアのすごいところは、いたるところに水飲み場があって、キンキンに冷えた水を汲めるところです。

この日も暑かったので、ここで空になったペットボトルに詰めました。ありがたや。

現役なのか、オブジェと化しているのか。


ここから1時間弱で、バスは中央バスターミナルに到着しました。


バスターミナルの外観。

バスターミナル前の大きな道路の対岸に、中心部方面に行くバスが来ます。地下道を通って反対側へ。こんなピカピカのバスもあれば、そうでないものも。バス路線図はヤンデックスマップが詳しいです。



2024年12月15日日曜日

キーウ(キエフ)・ブダペスト間列車設定

本日からキーウ(キエフ)・ブダペスト間に新規列車が設定されるとのこと(ウクライナ鉄道サイトより)。経由はリヴィウ、チョプ、デブレツェン。キーウ1016発でブダペスト0600着、逆はブダペスト発2240発でキーウには1911着とのこと。20時間程度の所要時間。値段は2等寝台で3000フリブナ程度。


キーウより東側でもハルキウ間であれば案外列車は動いていて、ホントに危ないのは前線辺りだけなのかも。ドネツク辺りの前線に近いクラマトスクでも列車設定が追加されるらしい。


ドニプロ・ハルキウ間列車の高速化

ウクライナ鉄道のサイトより。ドニプロ・ハルキウ間の列車が、これまでより40分短縮し、4時間を切る形で両市を繋ぐとのこと(1月21日から)。 ドニプロ1609-ハルキウ2003 ハルキウ0933-ドニプロ1322 直線距離としては250キロ程度かと思うので、以前も書いたのですが、日...